電気柵感電事故…電気柵の正しい設置方法とは?

静岡県西伊豆町で、男性が2人亡くなり、子供2人を含む5人が重軽傷を負った、電気柵による感電事故。

原因となった電気柵を設置していたのは、79歳の男性でした。

その男性が7日、自殺をしていたことが明らかになりました。

感電事故、そして設置した男性の自殺を招いてしまった電気柵。

設置する際に気を付けることとはどういったことなのでしょうか。

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電気柵とは?

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画像引用元:岩沼物語

私は、「電柵」と呼んでいます。

(実家で使用しているので)

名称はどちらでもいいようです。

 

電気柵とは、基本的にイノシシやシカなどの野生動物が、畑や田んぼに入らないようにするために設置します。

一定の間隔で打たれた細い杭のようなものに、電線などを張り、それに弱い電流を流します。

野生動物は、この電線に触れると電気ショックを受けるため、電線のある場所には近寄らなくなります。

 

今の時期だと、スイカをタヌキやアナグマなどから守るために設置したり、稲をイノシシから守るために設置したりします。

こういった電柵は、基本的には昼間は電源がオフになっていることが多く、主に野生動物が動く夜にオンになるようにしてあります。

(昼間は人が作業をするから、当たっても大丈夫なようにしている場合が多いですが、すべての電気柵がそうとは限りませんので、不用意に触ったりしないでください)

▶電気柵の効果やシステムはコチラ

 

電気柵は幾らくらい?

電気柵は、長さなどによってピンキリです。

例えば、イノシシ用セットだと、2万円~10万円代まで、さまざまな種類があります。

 

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電気柵は、インターネットでも簡単に買えてしまうため、扱ったことのない、素人でも注文することができます。

支払方法も、振り込みやクレジットカード、コンビニ支払いなど選べるため、気軽に注文できてしまいます。

 

また、ホームセンターなどでも簡単に入手することもできます。

 

電気柵に触ると死んじゃうの?

実は、市販されている普通の電気柵の電線に触れても、基本的には死んでしまうことはありません。

電線に流れる電流は、そこまで強いものではありません。

一瞬ビリッとはしますが、ずっと電流が流れているわけではないのです。

そのため、基本的には一瞬電気ショックを受けますが、電流が止まった隙に触るのを辞めれば、受け続けることはありません。

実際、私の親が電気柵のスイッチを切らないまま草取りをしていて、うっかりお尻があたり、ビリッとなったそうですが、なんともありませんでした。

私も一瞬ビリッとしたことがありますが、基本的には人体に無害なように出来ているので、そこまで恐れる必要はありません。

 

それに、「危険です」的な看板のようなものがついていることが多いので、気を付けてさえいれば、電気ショックを受けることはありません。

 

しかし、西伊豆での感電事故では、2人が亡くなっています。

その理由は…

 

昇圧器を取り付けていた

西伊豆の感電事故では、電気柵を取り付けた男性は、電気柵に「昇圧器」を取り付けていたそうです。

 

そのせいで、普通は100ボルトなのに、その電気柵は440ボルトにまで引き上げられていたそうです。

 

昇圧器とは?

昇圧器とは、変圧器の一種で、電圧を元々のモノから、高く変換すると言うものです。

ちなみに、電圧を低くするものは「降圧器」と言います。

 

100ボルトを200ボルトにしたり、230ボルトにすることができます。

 

感電の場合、100ボルト程度なら、やけどやけがもない場合がおおいですが、400ボルトを超えると、短時間の感電でも重い火傷を負ってしまうそうなのです。

 

今回も、400ボルトを超えていたため、死者や重傷者がでてしまったのです。

 

安全に電気柵を取り付けるには?

電気柵を取り付ける際、気を付けることが幾つかあります。

  • アース棒をしっかり埋める事
  • コンセントから直接繋がない事
  • PSEマークのある製品を使う事
  • 漏電遮断器を付ける事
  • 注意表示の看板を付ける事
  • 電線が他のモノに触れないようにする事
  • 改造しない事

など、様々なことに気をつけねばなりません。

 

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変圧器等を取り付けることは、とても危険なことです。

今回の感電事故でも、取り付けた男性は「自分の施工ミスだった」と言っていました。

 

更に今回、川のそばだったこと、事故に遭遇した人たちが濡れていたことから、皮膚の電気抵抗が大幅に下がっていたと考えられます。

しかも、川に断線した電線が浸かっていた可能性もありましたので、川に入った人も感電してしまったのではないかと言われています。

 

畑などに取り付ける際にも十分な注意が必要ですが、近くに水がある場合は、更に注意が必要です。

 

この度の感電事故では、設置した男性が電気柵のスイッチを切り忘れたと言うこともあります。

そうならないためにも、自動で切り替わるスイッチがついているものを利用するといいと思います。

 

いずれにしても、昇圧器などは繋がず、取扱説明書のお通りに設置し、きちんと管理をすることが大切です。

 

まとめ

電気柵は通常は人が触れても問題ない

電気柵によって、畑等に入ろうとする害獣を防げる

西伊豆の感電事故は、昇圧器を使っていたこと、スイッチを切り忘れていたこと、水辺だったことが重なって起きてしまった

 

以上です(*’ω’*)

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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コメント

  •  電気と電気柵についてあまり詳しくないようですね。憶測で記事を書いておられるようでとても残念です。

    「安全に電気柵を取り付けるには?」ということで、「気を付けること」をご紹介されていますが、その中に、「アース棒をしっかり埋める事」と書いておられます。アース棒とは電気柵のアース棒の事でしょうが、電気柵のアースの善し悪しは電気柵の安全性とは全く関係ありません。

     また、「自動で切り替わるスイッチがついているものを利用するといいと思います。」とコメントしておられますが、そもそも人が死ぬ可能性が十分ある装置を設置しておいて、自動でON、OFFできるスイッチがあろうが無かろうが、それ以前に重大犯罪です。例えば、違法改造車で高速道路を440Km/hの速度で走行して死亡事故を起こしておきながら、「自分の運転ミスだった」という言い訳や、「自動で減速する装置を付けるといいと思います」というコメントはナンセンスです。そもそも、「違法改造車で公道を走るな!!」という事です。

     記事の中で「感電」という単語を多く使用しておられますが、「感電」という単語は、電気によって人体が傷害を受ける意味を多分に含んでいます。広い意味で、今回の事故も、通常の電気柵の衝撃も「感電」には違いありませんが、電気柵の用途で製造、設置された電気柵は「電気ショック」を与える事を意図して作られおり、正規に施工された電気柵に触れて電気ショックを受ける事を「感電」と表現するのは適当ではありません。もし、その場合も「感電」と表現するのが正しいというのであれば、低周波治療器なども「感電」であり、「低周波治療器を使用して感電する」というのも正しい表現となります。記事中でご紹介されている、電気柵メーカーのページでも「感電」ではなく、「電気ショック」とか「電撃」という表現になっていると思います。

    あなたに限らず報道では、今回の違法工作物も、正規の電気柵も「電気柵」と表現されていますが、今回のものは柵の用途というよりもシカを捕殺する事が目的だったのではないかとさえ思われます。「電気柵」ではなく、「殺人裸電線」などという表現にして頂きたいと思います。

    by とめ 2015年8月9日 7:15 PM

    • とめさん、コメントありがとうございます。

      私が目的として書いたのは、あくまでも通常の電気柵についてとさせていただいております。
      確かに、今回の感電事故においての男性の目的は、鹿の捕殺だったかもしれません。
      ですが、通常、農家の方などが電気柵を設置する場合には、あくまでも野生動物が畑等に近寄らなくなる効果を狙うものであり、全員の方が、違法改造をして、「殺人裸電線」として使用しているわけではありませんよね?
      ですので、私の表現はあくまでも、「電気柵」とさせていただいております。
      どうぞご理解くださいませ。

      また、「自動スイッチ」のくだりにつきましても、あくまでも『正しい使い方で』「電気柵」を使用した場合のお話です。
      改造して440ボルトにしたものについて書いているわけではありません。
      記事内でも、「昇圧器などは繋がず、取扱説明書の通りに設置し、きちんと管理をすることが大切」と記載しております。
      ご了承いただければと思います。

      「感電」ではなく、「電気ショック」というのは、確かにもっともだと思いましたので、記事内で訂正させていただきました。
      貴重なご意見ありがとうございました。
      もしもまた何かありましたら、教えていただけると幸いです。

      by mana 2015年8月9日 9:55 PM

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