母親が赤ちゃんと無理心中…恐ろしい産後うつの原因と対処法、パパができることとは?

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産後鬱になったとみられる35歳の女性が、1か月になる赤ちゃんとともに飛び降り自殺をはかり、残念ながら二人とも亡くなると言う痛ましい事件が起きました。

 

女性の父親は、「娘は最近死にたいともらしていた」と話していることから、「産後うつ」だったのではないかと推測されています。

 

産後の女性、誰でもなる危険性が高い産後うつとは?

そして対処法とは?夫ができることとは?

調べてみました。

 

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産後うつとは?

 

出産後の女性はうつ病にかかりやすいということをご存知でしょうか?
(産後女性の10~15%が産後うつ病、とのデータがあります。)
そのため、うつ病には「産後うつ病(PPD:Post-partum Depression)」と呼ばれる種類があるほど、うつ病の中でもよく見られる病気です。

この産後うつ病、あまり知られていないのですが、ほうっておくと非常に危険な病気です。
密室育児(母子が二人きりの状態)が多いことから赤ちゃんと一緒に無理心中という事態をひきおこすことがあります。
また、時々新聞をにぎわす母親による痛ましい「幼児虐待事件」、その背後にはほとんどの場合産後うつ病が潜んでいるのです。
最近になって厚生労働省でもようやくこのあたりの関連性について真剣な調査が始まっていますが、「じっくり検討」などと悠長なことは言ってられません。今、まさにこの瞬間にも産後うつ病の母親が子供を虐待しているかもしれないのです。

自分の子を縛りつけ、ミルクも与えず、泣きわめくわが子を一日中そのままにしておく、あるいはちょっと言うことを聞かないからといって火のついたタバコを小さな手に押し付け火傷させる...。

「なんて残虐な母親だ!母親になる資格がない!!」

そんな声が聞こえてきそうです。
でもちょっと待ってください。違うのです。母親が残虐になってしまったのではないのです。
脳のシステムに異常が生じて、母親自身、コントロールがきかなくなっているのです。
もちろん、危険ですからそのまま放っておくわけにはいきません。 適切な処置が必要です。
適切な処置とは何か。病気なのですから病院に行けばいいのです。 病院へ行って薬を飲めば治ります。

 引用:うつ病専門サイト Utu-Web-Clinic 産後うつ病 

 

出産後の母親は、ホルモンバランスが崩れ、体力が削られており、さらに2時間おきの授乳で睡眠不足、と、心身ともにボロボロです。

 

そんな状態で言うことを聞いてくれない赤ちゃんのお世話を24時間行うのですから、うつになっても不思議はありません。

 

産前とても元気だった人でも、産後うつになる場合があります。

特に、完璧を目指す人ほど産後うつになりやすいようです。

 

さらにそこに追い打ちをかけるのが夫の心無い言葉。

頑張っている妻に対して、

 

「俺の世話もしろ!」

「世の中の母親はみんなできてる」

「赤ん坊の世話も家事も両立できないなんて主婦失格だ!」

「母親の資格なんてないな」

 

実際にこんなことを言う夫がいます。

自分のことを後回しにされることへのあてつけをしたり、夜泣きがうるさいからと怒鳴ったり、「俺は働いてるんだぞ!」と妻を追い詰めたり。

 

こんなことを言われれば、弱っている妻はさらに弱ってしまいます。

(最悪、自殺や無理心中に。)

 

更に、密室育児が増えた現代では、赤ちゃんと二人きりになりすぎて、自らを責めてしまう母親も多いそう。

 

何にせよ、なんでも自分を責めてしまう状態だとイエローカード。

うつ病の危険性が出てきます。

 

産後うつの見分け方

 

見分けるのはとても難しいと思われます。

 

しかし、今迄普通にできていたことが、全くできなくなったら要注意です。

 

家事をしようと思っても体がちっとも動かない、献立すら浮かばない、赤ちゃんが泣いているのに、あやさないとと思うけどボーっとしてしまう…そんな状態になったらすぐに病院へ行きましょう。

 

他にも、

  • 気分が沈みがち
  • 夜眠いはずなのに眠れない
  • 不安感や焦燥感がある
  • 集中できない
  • 悪いことをしていないのに罪悪感を感じる

など、気持ちに変化があったら早めに受診しましょう。

ひどくなると産後うつから普通のうつになり、治療するのがさらに大変になってしまいます。

 

産後うつの治し方

 

中には自分で浮上できる人もいるかもしれません。

 

ホルモンバランスが少し落ち着いて来たり、イライラのもとが減ったり、細切れの睡眠に慣れてきたり。

 

しかし、自分の思うようにならないのがうつ病です。

 

時間が経っても治らない場合は、病院へ行きましょう。

 

病院は、かかっている産婦人科で相談してもいいですし、心療内科に行っても大丈夫です。

母乳育児にこだわっているなら、母乳に影響のないお薬もありますので、医師に尋ねてみてください。

 

また、投薬で改善の兆しが見えないなら、カウンセラーを探して話を聞いてもらうのもいいと思います。

吐き出すことですっきりすることもあります。

もちろん、お友達でも、母親でもいいです。

理解があるなら旦那さんでも。

 

理解のない旦那さんの場合は逆効果になります。

逆に叱られたり、どうでもいいといわれてしまったら悪化しかねません。

 

産後うつ病になったら、まずは周りに甘えてしまいましょう。

許されるなら実家に頼る、旦那さんに有給休暇や育児休暇をとってもらい、育児を代わってもらう。

行政の育児サポートを受ける。

 

赤ちゃんと離れることで、気持ちがリフレッシュできることがあります。

 

また、もしも実家に頼れない、夫が休めないなら、夜泣きの対応を少し代わってもらうだけでも変わってきます。

 

そして何より大切なのは、夫のサポートと声掛けです。

 

夫にできること

 

あなたの奥さんが育てているのは、まぎれもない、お二人の子供です。

 

男性は女性と違って、身体的負担なく子供ができるので、父親になる自覚ができにくいです。

だからといってそれに甘んじていてはいけません。

 

奥さんと子供の命を守れるのは夫であり父であるあなたしかいません!

 

まずはスマホやPCでのゲームや晩酌を辞めて、赤ちゃんのお世話をしてあげましょう。

 

ただし、奥さんの生活リズムを乱してはいけません。

奥さんは極度の睡眠不足ですが、それでもなんとか家事・育児をこなそうとしています。

赤ちゃんが寝そうなのに「赤ちゃん、お風呂入れるよ!」とか、奥さんが寝ようとしているのに張り切りすぎて「あれってどこ?」なんて話しかける…というようなことはやめましょう。

 

「何をしたらいいかわからないから、教えてほしい」

と、奥さんの体調がよさそうなときに聞いてあげてください。

 

もしくは、たまにはお弁当などを買って帰ってあげるとか。

(ちゃんと事前に、「今夜は作らなくていいよ、お弁当買ってくるから、ご飯作らずに休んでて」と伝えてあげると奥さんも助かります)

 

くれぐれも自分の分だけ買ってきたりしないようにしましょう。

 

ケーキなどのお土産も悪くはないですが、奥さんが乳腺炎になりやすい体質だったり、なったことがある、またはなっているのなら辞めておきましょう。

食べたいものを聞いてあげるのが一番です。

 

赤ちゃんが泣いているからと言って怒ったり、なんとかしろ!と言うのではなく、抱っこして赤ちゃんとお散歩に出かけましょう。

 

赤ちゃんと言うのは不思議なもので、お外に行くと泣き止んだりします。

冬はきちんとあったかくして、しっかり抱っこしてうろうろしているだけでも、寝てしまうなんてこともあります。

 

その間は奥さんもしっかり眠れたり、家事をこなしたりできますし、ご自分も赤ちゃんと向き合え、父親としての自覚がさらに出てくると思います。

 

始めは、抱いても泣き止まないかもしれませんが、繰り返しているうちに、「このにおいのひとはあんしんできるひとだ」と、赤ちゃんが認識してくれ、泣き止むようになってきます。

ちょっと根気がいりますが、お父さんがだっこできるようになれば、その分奥さんの負担も減りますので、感謝されること間違いなしです。

 

あと、奥さんが赤ちゃんの面倒しか見ないからと、自分も赤ちゃん返りしたりしないようにしましょう。

結構多いです、こういう男性(苦笑)

 

今まで二人きりだった夫婦に起きやすいですが、今までは自分のことを中心に考えてくれていた妻が、赤ちゃん中心になるのが許せないようです。

 

しかし、それは仕方のないことです。

お二人のお子さんなのですから。

 

後できることと言えば、しっかり話を聞いてあげることです。

 

疲れてる?眠い?でもそれは奥さんも同じです。

 

仕事には時間割があって、お昼休みや休憩がありますが、乳児育児中はそれがありません。

赤ちゃんが寝たから家事をしようと離れるとなぜか泣く。戻って寝かせればまたすぐ寝るけど、離れるとまた泣く、の繰り返し。

 

仕事ではここまでひどいことは珍しいですよね。

でも育児はずっとそんな感じが続きます。

 

働いているのも疲れます。わかります。

でも、疲れているのも大変なのもお互い様です。

眠れる分だけ旦那さんの方がマシかもしれません。

だからこそ助け合っていきましょう。

 

奥さんの体を気遣ってあげたり、ありがとうと伝えるだけでも、奥さんの気持ちも軽くなりますよ。

 

 

胸を張って育児に参加している、と言えるように頑張りましょう。

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