994: 2009/01/12(月) 17:41:14 0
梅ついでに嫁の亡父がエネだった話。
生前からとにかく自分の実家、というより両親至上主義だったという嫁の父は、
臨終の席で妻(嫁母)に「自分の葬式の喪主は母さんにしてくれ」
「俺の死後、ひとりぼっちになってしまう母さんによく尽くしてくれ」と言い残した。
その場で誓わされた嫁母、嫁兄、嫁は呆然。嫁父は自分の母に手を握られたまま息絶えた。
嫁母は嫁父の遺言通りに姑を喪主に据え、無理難題や朝令暮改に黙々と対応しながら諸手配をし、
息子の遺影を抱えて泣きながら寿司をほおばる姑をよそに無事に葬儀を終えた。
嫁兄や嫁が憤慨すると、「死んだ人は自分で何も出来ないから、生きている人がやるしかないのよ」と応えたそうだ。
そして49日が過ぎ、「そろそろ(季節的に)寒くなってきたからそっちの家に移ってやってもいいわよ」と笑う姑に、
死亡届と一緒に提出した姻族関係終了届の写しを見せ、「生きている人には自分でなんとかしてもらいます」と言い渡した。
それから姑が泣こうが騒ごうが、一切関知しなかったらしい。ついでに死んだ旦那の供養も黙殺。
家の鍵を変えただけで、引越もせずにそうしたというのだから強い人だと思う。
「紙一枚で何を変えられるってんだ」と乗り込んできた夫親族には、「そうですか。ではあなたがあの人と婚姻届なり養子縁組届けなり出してみては?」
と返したとのこと。
>「紙一枚で何を変えられるってんだ」
婚姻関係自体を自ら否定しとるなw
GJ
俺と嫁が結婚したのはそのしばらくあとだが、淡々とした人であまり多くは語らない。
元姑は今どこでどうしてるか不明だとか。
でもこの強い姑(俺にとっては)は、かつての祖母に懐いていた息子と娘にまだわだかまりがあるようで、
なかなか心を開いてくれず、嫁がはっちゃけ気味になってるのはまた別の話w
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