車のボンネットとトランクに猫の爪痕があるのを発見した。 どうやらお隣さんちの猫がやらかしたらしい

あまり面白い話ではないけど実家のお隣さんとのご近所トラブルがあったので投稿します。

俺は若い頃ちょっとヤンチャな車が好きで色んな車に乗り換え続け、最終的にたどり着いたのが15年ほど前にTOYOTAのセ〇チュリーという車を購入しそこで落ち着いた。今ではもうあまり乗ることもなくなり実家のカーポートの下で隠居している。

今の自分の住まいと実家は歩いて2分くらいの目と鼻の先だが、ありがたいことに母が善意でたまに洗車をしてくれているようで、ある日車のボンネットとトランクに猫の爪痕があるのを発見したらしい。
どうやらお隣さんの猫がやってくれた可能性が高いようだった。

もちろん証拠となるその瞬間をみたわけではない。ただ隣の家の猫は頻繁に家を脱走するようで以前から実家の敷地内に入ってくることもあり、時には俺の車の下でのびのびくつろいでいる姿はたびたび母が見ている。
すかさず母は隣家の住民に「お宅の猫が傷をつけたのではないか」と話に行ってくれていたようだ。
こちらも証拠となるものはあるわけでもなく強気に言える立場でもないが、相手も猫が脱走し実家の敷地に侵入している前科は認めているようで、とりあえず修理することに関しては否定的ではなかった。次に問題となるのは修繕費だ。
行きつけの車屋で見積もりをとったところ、傷を完全に治すという意味では板金(塗装)となり20万円以上だった。
それとは別の方法で、傷は多少残るが車体全体を綺麗に磨いてコーティングをし傷を目立たせなくするという選択肢もあってそれなら8万円で済むらしい。
自分としては高額な塗装でボンネットとトランクだけが新車になるよりは、安価で長年しみついた小傷も一緒に目立たなくできるコーティングでもいいと考えていた。まぁその方が隣人もありがたいだろうし。ご近所だし。

で、結局コーティングだけで済ませることに決めたんだけど、どうやら相手の加入している保険で賄えることになったみたい。
車屋さん経由で相手の保険屋に、こちら(俺)はコーティングで傷を目立たなくしてくれればそれでいいと伝達してもらったのだが、支払いが安くすんで安心した保険屋はこんなことを言っていたそう。

「車のオーナーさん、なんて寛大な心の持ち主なんでしょう!こーゆー車乗ってる人だからてっきり全塗装して直せって言われると思ってました（汗）」

ん?やっぱ全塗装してくんないかな..?　と思いつつもまぁいっか。。。
ぼちぼち廃車にしようと考えていた年末にこんな出来事があり、せっかく車が綺麗になるんならもう少し一緒に人生を共にしようと決めました。

終わり