115: 2010/06/11(金) 14:07:46 0
ありがとうございます
まとめてたら長くなりました
まだ携帯電話が普及してなかった頃。
地元を離れ、関西の大学に入り一人暮らしだった私子(女)。
その頃の連絡手段は主にポケベルか家電。
ある日の夜バイトから一人暮らしの家に帰ると、留守電がピカピカ。
再生ボタンを押すと、「お預かりしたメッセージは 20 件 です。」
毎日数件は何らかのメッセージが入っていたが、
これは微妙に多くないか?とおもいつつ再生。
最初の数件は友人からの大学や遊び関連のメッセージ。
そして
ピー「・・・A君をがいぼうじであげでぐだざい(たぶん解放してあげてと言ってる)!!?えぇ!ひっく!(泣き声絶叫)・・・」○月○日○○時○分です。ピー
めちゃくちゃびっくりして飲んでたビール鼻から吹出してむせた。
さらに続く。
ピー「ひっく!?えぇ!A君は・・・!A君は・・・ぐずっ!!どうして!?ひどい!(泣いてる)」
ピー「ぐすっ!ひっく!あたしが忘れさせてみせる!ひいぃぃぃっく!ぐすん!あたしの方がずっとずっとA君を愛してる!!」
むせながら聞いてるうちに「あー誰か間違えて電話しちゃったのかなー」と、ちょっと面白くなってきた私。関西なのに、標準語の留守電を聞くのも面白かった。
だがよく聞いてると「A君」という名前に聞き覚えがある。。。(涙声で聞き取りにくかった)
さらに留守電は続く。
ピー「Aです。ごめん。あいつが私子の所に電話したって聞いて・・・
(ここでもう一回ビール吹いた)なんでもないから気にしないで。・・・」
ピー「何度もごめんね。Aです。・・・ははっあいつバカだよな・・・。
俺が私子の事愛してるって分かってて・・・それでも愛してるって言うんだぜ・・・(長い沈黙)」
ピー「Aです。誤解しないで欲しいんだ。あいつはただ俺を愛してるだけなんだ。
わかるだろ?そんなあいつを無下にできなかったんだ。
終わる恋でもいいって言ってくれるんだ。・・・・俺甘えてるな。。寂しかったんだな。。。
うっ・・ぐすっ!(泣き声)」
ピー「ねえ私子。俺たちのせいであいつをいつまでも傷つけちゃいけないよな」
ピー「俺は、愛してくれたあいつをこれ以上傷つけることはできない。
私子から言ってくれないか?(また長い沈黙)
俺たちは今は離れてるだけで、いつかは結ばれるんだって!
大丈夫。お前の寂しさを埋めてくれてる奴(おそらく私の彼氏の事)には
俺からちゃんとお礼を言うよ」
ここでテープはB面へ。。。。
早く早く
ほとんど書き込みしたこと無かったので、拙いですが...
続き3
遅いけど、前提として、
私子→西日本の田舎から進学で関西へ。
A→私子が高校2年から大学入学直前までつき合ってた相手。
Aは関東の大学へ進学。
過度な束縛と、自己陶酔のため嫌気がさしていて
進学をこれ幸いにと別れ話。穏便に済ませようと
「あなたが離れた所で他の女の子に言い寄られるのは耐えられない。
学生の本文を全うするためにはしょっちゅう会いにもいけない。
嫉妬する私を見られたくないから別れましょう」
こんな感じで、思いつく限りのヨイショをして、なんとか相手を持ち上げて、
身を引く私みたいな事を言って別れた。Aは確か感動して泣いてた。
お互いがんばろうなって感じで。
私は泣いてないのをばれないように、ずっとうつむいてたと思う。
連絡先も何も教えずに引っ越し。一年くらい経ってからの事でした。
で、どこからどう突っ込んでいいのかわからなかったが、留守電を聞いてる限り、
Aの脳内では私たちは大学進学のために離れていて、
恋人はできてもそれは寂しさを埋めるために仕方ない事であって、
将来二人は一緒になるんだ!・・・って感じの事になってるらしい。
Aが私のことを現彼女にどう話したかは知らないが、彼女がヒートアップ。
Aの手帳から無断で私子の電話番号ゲット→宣戦布告
気づいたAが謝罪(?)の電話してヒートアップ!
ちなみに番号は、地元からAと同じ大学に行った共通の友人から聞いたらしい。
私もうまく別れられたと思っていたので「教えるな」と根回ししていた訳ではない。
彼氏ができた等近況報告は、地元グループ内でちらほら話していた様です。
その別れ方なら勘違いされても仕方ないと思う
結局B面を聞く気力もなく、今からまた電話かかってきたらめんどくせー!ていうか、
なんかこの二人怖い!と思い、友人宅へ脱出!
さらに電話機を、丁度一人暮らしを始めようとしていた妹へテープごと宅配便でプレゼント!
一ヶ月程電話無しで過ごしたあと、新しい電話機を購入。
ドキドキしながら過ごしていたら、電話再設置からしばらくして、
無言の留守電が何件か入っていたあと、Aの泣き声で「俺を恨んでくれてかまわない。
愛してるけどさよならだ」みたいなのと、
A彼女の「これからはあなたが今までの私の立場になるのね」みたいな留守電が入ってた。
(二人の盛り上がりが気持ち悪くて即消去したのでうろおぼえ)
まあ、結局例の彼女妊娠→大学中退→結婚、って事になっただけなんだけど。
以上、私の目の前で勝手に繰り広げられたロミジュリ劇場でした。
先週所用で実家に帰って納屋を整理していた所、当時の電話機をテープごと発見。
妹に送りつけた電話機は、「こんな古いのいらんわ!」ってことで
納屋に放りこまれてそのまんまだったらしい。
動くかな~と思ってテープ再生したら、この留守電がでてきたので
これは!ロミオ・・・・!?と思い、投稿してみました。
ちなみにB面は、多量の無言電話とAの「俺たち愛し合ってるけどもう無理かもしれない」みたいな留守電数件と、女の笑い声でした。(無言が長くて再生したまま放置してた)
最後です
6
Aはその後も30過ぎて独身の私子の話をきくと
「俺のせいであいつはトラウマを抱えているに違いない」
私子が結婚したことを聞きつけると
「あいつはやっと俺の呪縛から解き放たれたんだろうな」
とか言ってる香ばしい人でした。(友人情報)
>126さん
無事というか、関わりたくない!と思ってダッシュで逃げたって感じです。
さよなら電話からは時々無言留守電があった程度で何もなくなりました。
• 結婚していないのは自分のことを忘れられないから
• 結婚したのは自分のことを忘れようとして
関わらず逃げて正解だったね
乙。
やっぱりロミオ相手には無視が一番なんだなー
おつ
そのロミヲ激しくキモイ
まるでオナヌーに似てるなキモキモ
118です。
逃げてたつもりが後を追ってきてた・みたいな恐怖で
とりあえず関わってはいけない!と必死でした
テープがA面からB面へ切り替わる「ウィーン・ガチャン!」の音で
まだあるの!?これ以上聞きたくねえ!!とものすごく恐怖したのを覚えてます。
10日くらい友人宅で生活してました。
彼の香ばしい発言は、彼の自己陶酔っぷりを面白がってる共通の友人から
ちょくちょく聞いてました。
結婚式に私を呼ぶか呼ばないかでモメたりもあったそうです。
乙でした。ロミオの脳内変換はよく分からん。
• 出席するのは、自分にまだ未練があって会いたいから
• 欠席なのは、自分にまだ未練があって気を引きたいから
118です。
冷静に書き出していくと、テンプレ通りの思考ですね。ロミオって。
こっちが一言も話してないのに、どんどんヒートアップしていく二人の留守電を聞いて
鳥肌が経つ程気持ち悪かったです。
この留守電を一緒に聞いていた妹も、最初は大爆笑してましたが、
徐々に「キモイ」連発、最後は「怖い」になってました。
長々とありがとうございました。
ではROMに戻ります。
ある意味お似合いの夫婦だよねw
思い込みと束縛の強い者同士。
そのまま、まとまっててくれるのが一番周囲にとっては幸せなんだけど。
今頃女関係で揉めて離婚騒動になってたりして……
慰謝料と養育費で苦しくなった頃に実家に変なデンワ行くんジャマイカ
両方が悲劇のヒロインぶって盛り上がりまくって円満に添い遂げそう。
118です
Romると言いながら、戻ってきました。
上記のロミオこぼれ話思い出したので、ついでに投下します。
Aは当時顔と頭が良くサッカー部で、結構モテてました。
そんな人たちにキャーキャー言うのが楽しいお年頃の私。キャーキャーのターゲットはA
サッカーの試合前日に「使ってください!」とタオルを渡す。
すると試合が終わった次の日、呼び止められて「いいよ。つき合っても」
??と思っていると、どうも「(タオル)使ってください」を
「つきあってください」に脳内変換。
(あとで一緒に行った友人に確認しても「ちゃんと使ってって言ってた」と言ってくれた)
そこは指摘せずに、まあラッキー・とつき合い始めた私。
でも、「俺とつきあえて幸せやで」とか、「俺のファンに何かされたら言えよな」とか
ナルシスト発言連発。
初エ〇チの時の一言が「やっとひとつになれたね(涙声)」
他にも色々、なんかこの人言う事がいちいちなんかヤダ・・・。と思い
冷めていくと共に、理不尽な束縛をされている事にも気づき、別れようと思ったのでした。
ロミジュリ夫婦については、関東から地元にUターン。普通に平和にやってるようです。
若さ故のロミジュリ劇場だったんじゃないかなー・と。
時々地元飲み屋で、「あの頃俺たちは・・・」みたいな話を好んでしているらしいので
(いまでもつきあいのある友人情報。私の話も時々出てくるようです)
自己陶酔度の高いロミオなんでしょうね。
おそらく、ここに出てくるロミオたちより、基本悪い人じゃないだろうし、
一緒に盛り上がれたら、良い相手なんじゃないかなーと思います。
私はできなかったですけど。巻き込まれたら、地味に迷惑ロミオって事で。
では、こんどこそROMにもどります。
後日談はあったものの、上手く逃げられてよかったね。
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