とにかく努力の人だった。
ただし、他の人に替わってもらえるような事や、完全に自分が好きでやってる趣味事に関して。
そして周りにいかに自分が苦労しているか頑張っているか努力しているかを力説。
もともと性格は良い彼だったので、友達や同僚は話を聞くと
「すご~い!尊敬!がんばって!」の賛辞を贈るけど、それを言わない人には
「親友だと思っていたのに裏切られた。俺の事をわかってくれてない」と非難。
シティマラソン出場が趣味だったけど、大会が近づくと自分のトレーニング日記や日程を
コピーして社内に回覧。
本人曰く「みんな応援したいから日時とか知りたいっていうんだ。ゼッケンにも寄せ書きしてくれる」
「こんなにみんなから応援と期待されてるから残業続きで風邪気味なんだけど
這ってでも頑張るんだ」と。
そりゃあんた、結婚や入学間近な人には社交辞令としてオメデトっていうのと同じだろ!
と思ったけど、本人は「頑張る俺」に酔っちゃってるから分らない。
結局私を含め、周りも「褒め疲れ」して最後は去っていく。
つい先日、数年ぶりに街でばったりあったら開口一番
「あ~俺、ここのところ大変だったんだ~。鬱病になっちゃってさ~」て。
はいはい、相変わらず「頑張ってて大変な俺。褒めて!慰めて!」でした。
降って沸いた災難に立ち向かうならいいが、自分で好きでやってる事まで
まわりに「血と汗と涙の努力をしている俺」を押し付けないで欲しかった。
なんかあえて「もっと頑張れ!」とか言ってみたくなるな。
誰も誉めてくれない時は
「誰にも理解されず、応援されなくても頑張る俺」
で乗り切ってるんだろうか。
>「誰にも理解されず、応援されなくても頑張る俺」
まさしくその通りでした。
会うとその事に関しての同僚や家族への不信や無理解に関しての愚痴ばかり。
そういえば共通の友人の結婚式の贈り物。
「俺の作曲した曲(もうひとつの趣味が音楽活動)を以前褒めてくれた。
既製の金で買えれるモノよりも心がこもっているほうが本人も喜んでくれるはずだ」
てんで、オリジナル曲を作曲してテープに録音してプレゼント。
式当日はそれをギターで弾き語り…。
とにかく社交辞令というのが解らない、空気嫁!な男だった。
>シティマラソン出場が趣味だったけど、大会が近づくと自分のトレーニング日記や日程を
>コピーして社内に回覧。
怖い・・w
付き合ってた時に来た年賀状が、
「ホノルルマラソンで走ってる俺」写真だった…orz
生まれた赤ん坊や家族で行った鼠園写真ならともかく
30過ぎの男のランニング&短パン写真を新年早々見させられた方々。
心中お察しします。
こういうのもナルシスト、と言うのかな?
金銭的や肉体的に傷を負わされた訳ではなかったけど、
とにかく褒めたり内容を訊いてあげなくちゃいけなかったから疲れまくった思い出しかない。
甘い!
「ゴールおめでとうグリコ写真」や「スタート前のにっこり記念写真」ならともかく
「コース半ばの息も絶え絶え写真」だった。
何でこんな写真を年賀状にしたの?と問い詰めたら
「会社の休暇を許可してくれてまで自分のマラソン挑戦をみんな応援してくれた。
無事走り抜けれました、という事を皆に知らせておかないと結果はどうだったんだろう、と心配するだろ?」と
真顔で言われた。
普段疎遠な相手にもお祝い目当てで「結婚します」「出産したの」を言いまくる人はいるけど
彼の場合は金品目当てじゃなくて「凄い!尊敬!頑張ったね~!」の声が聞きたいのがミエミエだった。
褒められ依存症とか
>無事走り抜けれました、という事を皆に知らせておかないと
>結果はどうだったんだろう、と心配するだろ?」と真顔で言われた。
コース半ばを撮るのは走り抜けた証明にはならないと思うんだけど…。
頑張ってる姿を見せたいだけちゃんかと小一時間(ry
>頑張ってる姿を見せたいだけちゃんかと小一時間(ry
そうですよね。
結果報告だけだったら普通に干支デザインの印刷に、ちょろっと
「昨年はホノルルマラソンにも出まして…云々」
と書くだけでいいのに。
もしくは、むさ苦しくない「スタート前のさわやか記念写真」とか。
完走したこととタイムも写真の横に印刷されていました。
マラソンは素人ですが、確かその時書かれていたタイムが
同じく参加していた女優さんのタイムより遅かった記憶がw
実質的被害は無かったけどメンヘラ気味だったんでしょうね。
「欝病」云々というのもあながち同情引くための嘘じゃなく、本当だと思います。
最後にもうひとつ。
私と別れた後、内臓疾患で入院したらしいんですが、共通の友人(女性)に
わざわざ病院から電話してきて「実は“仕事の過労”から入院したんだ~。皆にも伝えといて」と。
これもお見舞い品目当てというより「大丈夫?大変だったね~?」の声が欲しかっただけかと。
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