高校の頃バイト帰りに度々痴漢に遭遇した。警察「帰り道変えるしかないんじゃない？」→私「自分で捕まえてやる！」→結果・・・

高校の頃、度々バイトがえりに触り魔に遭遇していた。計3回。
物陰から飛び出してきて、抱き着いて逃げるって手口。
警察に相談しても「そう言われてもね～……帰り道変えるしかないんじゃないかな～」でのらりくらり。
帰り道変えろって言われても、そこの道が一番明るい道なんだ。
田舎だから、他の道はもっと人通りがなくなる。
当時親とは険悪な仲で送迎なんか頼める雰囲気じゃなかったし、この警察の対応には絶望してしまった。
誰にも相談出来ず結構思い悩んでいて、夜道もすごく怖くなった。
痴漢にあっても、その場でへたり込んで震えるしかなかったんだ。

でもさすがに3回もやられると、次第に怒りが湧いてくる様になった。
ついにブチ切れた私は、警察がやらないなら自分で捕まえなきゃと思った。
そんで4回目に遭遇したとき、ついに捕まえることができたんだけど、
まぁその捕まえるまでが結構大変だった。

いったん切ります。

とにかく笑っちゃうくらい逃げ足が速かったんだｗ
雨の中傘も鞄も投げて必ﾀﾋに追いかけたのに、みるみる差が開いて行った。
途中通りかかった車に助けを求めても華麗にスルーされるし。
ずぶ濡れのJKが助けを求めてるのに……と軽く涙目だった。

結構遠くに行かれてしまい、こりゃもうダメだ……と諦めたとき、
何故かしらんが痴漢男は引き返してきた。(今でも何で引き返してきたかは謎)
「おっ、俺じゃねぇよ！」ってぶつぶつ言いながら逆ギレしてきた。
殴られそうになったけど、意地でも逃がしたくなかったので、相手の腕とか襟足とか掴みながら必ﾀﾋに抵抗した。
多分数十分くらい揉みあいになっていたと思う。
叫びまくって助けを呼びながら、投げたり投げられたり、まぁすごい修羅場だった。

なんとか声を聴いた近所のお兄さんに助けられて通報してもらい、一緒に警察署へ。
しかし過去の痴漢男と同一犯だと証明できるはずもなく
(手口も場所も似ていたが、痴漢の顔はこの時初めて見たから)
おまけに痴漢男に触られる前、私が咄嗟に振り返ってその手をガードしてしまったため、未遂扱いになったっぽい。
その後ヤツがどうなったか知らされる事もなかった。
もしかしたら厳重注意で終わったかもしれない。
私自身捕まえたことで満足してしまったので、正直どうなろうがあまり気にしなかったんだ。

これに懲りてもう二度と痴漢してなきゃいいんだけど。
ひ弱そうだったし、まさか追いかけられるとは思ってなかっただろうな。
でも雨でダメになった鞄と教科書代くらいは請求しておけば良かったと、少し後悔しています。

自称レディース総長がシャーペンに針仕込んでいたな。

ちなみにそいつは風呂敷広げすぎて、ヤンキーねーちゃんに〆められ
泣きをみたそうな。