バイト先のコンビニに爺さんが来た。震える手で包丁を置き一言「警察を呼んでくれ」

学生時代にバイト先に、爺さんが来た。
ぶるぶる震える手でカウンタに包丁を置き「警察を呼んでくれ」

店長が話を聞き、おにぎりとおでんをおごり、弁当とお茶を渡して家に帰した
後日、隣町のコンビニに強盗が入った。バイトに包丁を突き付けて、千円取って逃げようとして捕まった
一晩留置所に入れられて返されたそうだ。その足で強盗に入って捕まった
官庁の仕事納めも終わっていたのもあり、年明けまで留置所で過ごしたそうだ
結局不起訴処分になり、民生委員ががついて生活保護を受けることになったそうだ

生活保護を受けてから、民生委員付き添いで、迷惑をかけたコンビニに謝罪に回ったと店長から聞いた
入られたのは全部同じ系列の店だった。当時地元にはその系列の店ぐらいしかコンビニがなかったから

怖かったけど、今ではちょっと切ない

拘置所での暮らしの方が娑婆よりましだといって、万引きなどの軽犯罪を繰り返す人いるらしいよ
それもできない人（ちょっと障害があったり）はホームレスになる

刑務所に入りたいから強盗したってよく聞くもんね

おかげで刑務所が老人ホーム化してるらしいね
行き場のない老人の軽犯罪者が多くなって
(軽犯罪でも再犯再々犯でムショ入り)