両親と私に叔母から従妹の結婚式への出席要請がきた。
更に式まで1ヶ月を切った頃、叔母から新郎新婦への花束贈呈要員が
確保できなかった為、うちの子供2名への追加要請が・・・。
結局、両親、私ら夫婦、子供2名(5歳♀、3歳♂)で出席する羽目になり
夫婦での出席や子供らの服や靴を調達するのにかなりの出費を要したため
妻から小遣い減額宣言あり。
結婚式はというとホテル内チャペルでなぜか新郎知人によるゴスペル調賛美歌。
仏教徒の両家親族が、聞いたことも無い歌を馴染みの無いリズムで歌うため
まるで御詠歌のよう。
披露宴は社内結婚のため祝辞を務めた社長が30分超に渡り延々と社史を演説。
新婦の後ろでしゃがんで待機していたホテルの従業員の額には脂汗が。
ガマンと言う言葉を知らない3歳児は10分経過あたりでぐずり始め
妻と共に強制退場。5歳児は20分位までは何とか持ちこたえていたものの
ついに重く淀んだ空気にむかって「あ~あ お話早く終わらないかなぁ~」と
なごみ系のかなり大きな独り言を発声。
すると子供に対してと思われる拍手がチラホラと・・
顔を真っ赤にした社長が拍手のした方へ一睨みしながらやっと祝辞の終わり。
つづく
つづき
せっかく昼食を楽しんでもらうためにと1時から行われた披露宴なのに
既に2時近くなりやっと乾杯、やたら酒や料理のピッチが早い宴会へと突入。
すると自分の席の料理に飽き足らず、隣のテーブルへ遠征していた
食い意地の張った新婦父方の叔父がテーブルへリバース。
それを見て一つ置いて隣に座っていた大学生になる従妹が着物にもらいゲロ。
そんな最中、子供たちによる花束贈呈は無事?終了。
やっと修羅場も落ち着いたかと思われたその時、新郎方のテーブルから
ゴン! とかなり大きめの音が。
叔父が急性アルコール中毒で意識不明になり、イスから転げ落ち床へ頭を強打。
奥さんが付き添い救急車で病院へ。後日命に別状は無いとの報告あり。
最後は両家ともシラーとした雰囲気になり、ぐだぐだした感じでお開き。
結局、私の減らされた小遣いが元に戻るまでに1年半かかったが
それと同じ年月で従妹夫婦は崩壊していった。
オマイ、吹いちまったじゃないかーー!
スタートは社長の長すぎる祝辞だったわけね。
スマン。笑ってしまった。
動物以下かと。
この記事へのコメント
イトコの娘が結婚した時に私も出席した。挙式始まる前の控え室で伯母(新婦の祖母)が着物の帯がキツくて苦しいと言っていたから途中で具合悪くなったら新婦ちゃんが可哀想と思い着付けし直そうかと提案したがアンタなんかに着付け出来るワケ無いだろとバカにした態度をされた。私も母も着付け出来るから言ったのに拒否したからほっといたら案の定披露宴の最中に途中退場…。だから言ったのに。っつうか伯母って長年日舞やってたんだよね?自分で着物着れないの?とバカにしたかった。
後半はほとんど酒癖悪い奴のせいじゃね?