旦那は農家の長男だが、生まれつき体が弱く、日中の農作業が全くできなかったせいで親からは可愛がられてこなかった。ある日義両親が「夜中でもいいからこの子にも作業をさせなさい！嫁にまかせきりで閉じこもって世間体がふじこ！」私「馬鹿者！！」

旦那は農家の長男。
かわいいタイプだが、あまり親からはかわいがられてこなかったらしい。
生まれつき体が弱く、日中の農作業が全くできなかったせいだという。
健康な弟にもしばしば馬鹿にされていたそうだ。

んで近所のボンクラどもがウチを片輪夫婦と呼んでいるらしいのだが
「んなもん言いたいように言わせとけ、片輪同士で両輪そろったじゃねえかガハハ」
と笑い飛ばしていた。
詳細は省くがうちは仕事も農業もうまくいっており、なんの恥じるところもない。
…だが、義両親はそうは思わなかったのだ。

「夜中でもいいからこの子にも作業をさせなさいよ。
畑を嫁にまかせきりで閉じこもって、世間体がふじこ。」

いつもは軽く流していたが、旦那の前で言われたこともあり、その日はキレた。

「馬鹿者！！」
「なっ！？」

「馬鹿者！！」
「なっ！？」
「旦那くんは農業に向かなかったが、他の道を選び、
いまや立派に生活費を稼ぎ出しておる！
（旦那の肩をバシーンとたたく。背筋がピンと伸びる）
それでこの農家が立ち行かぬならともかく、
私がそれを補って問題のないことは常日頃ご覧の通り。
適材が適所にて働くことが強い国体をふじこ。
その息子を世間に恥じるとは何事か！カーッ！」

ここで義弟が笑い出した。

「嫁姉の言うとおりだな、コリャ
兄貴には強～い嫁姉がいるから大丈夫だって…」

…これに「女に頼って情けない」というニュアンスがあることは
表情や旦那の証言からわかっていたので、肩をやさしく叩き

「ああ大丈夫だ。君もいい女を早く捕まえたまえ（笑」
と返した（相手に悪意があってもなくても通るよう気を使ったつもり）。

とりあえずこの場はこれで収まったが
今後も旦那を不当に扱う義実家にはビシバシいこうと思っている。

GJ!828もカッコいいが、ダンナの「片輪同士で両輪そろったじゃねえかガハハ」に感動した。
なんてできたご夫婦だ・・・！
ビシバシやっちゃってくだされ。

ところでこんな時間に書いてるってことは、台風中は畑から目が離せないってことかな。
お疲れ様です。