長文です。
今から5年前。親友の結婚式
いきなり新郎父が新婦側友人のスピーチに割り込み。
それだけならただのキチ★ガイだったが内容が最低。内容抜粋。
「○子(新婦)さんが息子の嫁になるのは反対だったが、息子がどうしてもというのでしかたがない。
まったく○子さんには勿体ない話だ。
こんな成り上がりの格下の娘が相手なのは可哀相だが、これからしっかりと躾けていくので皆様ご協力をおねがいします。
まぁ、跡取りができるまでの辛抱とはおもいますがね!(一人で高笑い)
ご兄弟も4人とのことで獣腹なら心配はないでしょう!女腹でないことだけを祈りますよ!」
新婦側の親族は怒りに打ち震え、友人達は泣き出す人まで現れる始末。
新郎は怒り狂っているのだが、式を台無しにしたくないとみんなギリギリで耐えていた。
新郎兄と従兄弟に外に連れ出されていたが、新郎父の怒鳴り声だけが壁の向こう側から響いていたよ。
ちなみに新郎の実家は地元の没落名士。ほんと名前だけのふるーい化石のような家で、新郎母はいい人らしいのだが
寝たきりの人で具合が悪く途中退席。
反対に新婦父は穏やかでかなり有名なソフトウェア会社の常務。新婦母も妹二人も上品な人達。
むしろ新婦に感謝するとこじゃないのか?
慣れきっているのか新婦だけが冷静に見下しきった目で新郎父を見ているのがやけに印象的だった。
関連があるかは想像にお任せしますが、一緒に出席した友人の細身のロングドレスが二次会に行ったときに破れていた。
なんとかスカーフで隠していたがどうしたのか聞いてみたら
「後ろから蹴り飛ばした」
とのこと。「誰を」蹴り飛ばしたのかハッキリとは言わなかったが、その子は神だと思った。
姐さん素敵!
友人かっこええ!
映画のスーパーヒロインのように裾をビリリと破いて蹴りを放ったんだろうか?
獣腹とか女腹とか言うひといるんだ。
たくさん産まれるのは、だんなもがんばったからでしょ。
性別は男性側(精子側)の情報で決まるんだし。
こんなことは中学生でも知ってるだろ。
子供ができなきゃできないで「石女」とか言うんだろうな、ドキュ父。
そんな男に限って男性不妊という言葉を知らない件。
双子とか出来たらどんな風に言われるのか…。香ばしい父親だね。
香ばしいどころじゃないだろ、このDQNジジイは
新婦友人はまさしくネ申
気持ち的には自分もやってやりたいが、色々考えると出来ないだろうな。
新婦は流産と難産の末、昨年待望の長男を授かりました。
今1歳5ヶ月ですが風邪一つひかない丈夫な子のようです。
流産の際にさんざんなことを言われたらしく、義父には一切関わりなく義母とは良好な関係を築いているようです。
結婚式で義父を連れ出した義兄は実兄と仲が良かったようですね。
未だに新婦側の一同怒り心頭なままですが、本人達(特に新郎)の耳に入らないように思い出したように話題にしています。
式の後で新郎は新婦の家族、親戚の家を回って土下座をしたと聞いています。
新郎がまともな人でよかったです。
それと友人ですが、「すぐに他の結婚式の参加者にまぎれた」と言っていました。
その日は結婚式が重なっていたんです。周りの人は驚いたでしょうね。
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