トン切りしつれいします。
日ごろから
『三年小梨は・・』
『男の跡継ぎ産んだら女を産ませてやる』
というテンプレ集なトメだった。
義実家に行った際、トメと義弟嫁と私(みんな近距離)で買い物に。
車で連れてってやるのにわざわざ徒歩で行って、米やら醤油やら今買わなくてもいいやつを購入。
嫁たちを荷物持ちにして気持ちよく近所の商店街を練り歩きたいのがミエミエだった。
外出のたびにトメから『嫁は婚家の人間の影を踏まずに後ろをソソとついてくるのよ』とかなんとか言われていたので
夕方の日が傾いて、ながーくなったトメの影を避けるべく、じりじりと後退していく嫁ズ。
三メートルくらい(?)離れてトメ影を踏まずに歩けるようになったころ、トメがやっと気が付いた。
トメ止まる。嫁ズ止まる。トメ歩く。嫁ズ歩く。トメ訝しんでこっちに歩いてくる。嫁ズ後ろ歩きで後退。
トメ「なにやってんのよ!」
私「だってトメさん嫁は後ろ歩け!影踏むな!っておっしゃってたから!!」
義弟嫁「あ!!そういえばトメさん!!わたし!!懐妊したんですけど!!、
女の子だったらトメさんの言うように○○家(義実家)で産んじゃだめなんでしょうか!!」
私「あ!!わたし、来月で三年小梨なんですけど、ぼちぼち身を引かないといけないんでしょうか!!」
と大音量でご近所の商店街の道の真ん中で叫んだ。
外面がいいトメはご近所の方にチラチラみられて「そんな昔話みたいなことさせるわけないでしょ!!」
と取り繕ってた。
私&義弟嫁「え?いいんですか??やったー!!離婚回避だわー。旦那くん喜ぶわぁー」
義弟嫁「えーじゃあ私トメさんの影踏んじゃおう。うふふ~エイッエイッ!!」
と楽しい買い物になった。
ご近所さんも「義弟嫁ちゃんおめでとー!」とほんわかムード(?)だった。
トメだけ複雑そうな顔をして三メートルさきでポツネンだった。
往来で叫んだのがDQN。
義弟嫁ちゃんはその後、元気なお嬢さんを産みました。
トメは初めての血縁の女の子ってことで、ドリってるらしいけど、まだ害にはなっていないみたい。
本来の用法だよね…とトメトメしくなりつつ、ともあれGJ!
重い物の買い出しも、お疲れ様!
多くてびっくりした覚えがある
289です。
間違った日本語帝政ありがとうございます!
そうですよね。そういや『ご懐妊なさった』とかよく聞くフレーズだけど
『懐妊しました』って聞かないよね。
義弟嫁ちゃんはたぶん『懐妊した』っていってなかったんだと思います。
いやあ。すまなんだすまなんだ
妊婦に荷物持ちさせる旦那の時点でおかしいのに。
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