10年前のことだから時効かな。
修羅場といえるのかわからないけど書かせてくださいね。
中学生の頃、隣のクラスに万引きを繰り返し、時には教師の目が届かないところで盗品を見せびらかすようなクズ人間Tがいました。
少し田舎の中学校の周りには例えば教科書を立ているような書店とか個人経営で中学生向けに品揃えをしてくれる店が多いですが、そういった店は店主さんが御高齢だったりでどうしても万引き対策などが薄くなるので、そういった店を狙ってやってたみたいです。
元から万引きを繰り返したような人間はクズだと思っていたし、クズには関わりたくなかったので最初は距離を置いていました。
さてそのTがターゲットにしているお店の1つに自分が小さい頃から通っている書店がありました。
店主のお爺さんお婆さん夫婦は優しくて私が大好きなシリーズ物をきちんと覚えてくれていて、取り置きをしてくれたりしていました。
Tは度々「あの本屋のじじいはちょろい」と笑い、盗んだ本を古書店に売り出し小遣い稼ぎをしていたようです。
ある日いつものようにお爺さんのお店に行くと「悪いけどもうお店を閉めるんだ」と告げられました。
常連さんがたくさんいたし、お爺さんだってまだまだ元気だったのにどうしてと思いました。お爺さんにきいても理由は話してくれませんでしたが、「理由は聞かないでくれ。君が悲しむから言えないんだ」とだけ言われ、なんとなく察しはつきました。
「僕と同じ制服を着た中学生が万引きをしたから、お店がうまく立ち行かなくなったの?」ときくとお爺さんは一瞬、はっとした顔を見せ「そんなわけないじゃないか」と頭を撫でてくれました。
(続き)
さてその一週間後、Tの万引き自慢が始まりました。Tはトイレでその自慢話をしており、個室にいた私はその自慢を嫌でも聞くことになりました。
「あのちょろいじいさんの本屋潰れるらしいぜ
」とTが笑いながらいったとき私の中で何かが切れました。
「絶対に地獄に落としてやる」と思いました。
しかしその場で感情に任せて切れてしまえば、そこで終わってしまいます。
「Tに一番万引きしたことを後悔させるにはどうしたらいいか」(う◯こをしながら)必タヒに考え、考えました。
その二ヶ月ほど後、受験を目前に控えた頃、私はTの万引き自慢を聞く輪の中にいました。
Tの腰巾着に交わりながら笑って話を聞いていました。
復讐の準備はこれだけです。
Tが第一志望校を受ける前日、私はTの家に電話をして告げました。
「君が万引き自慢をしている動画を実はこっそり取っておきました。動画は君が明日受ける志望校に郵送しました。この意味がわかるよね」と伝えると
「ふざけんな! ふざけんな!」と喚きだし、うるさかったのてそのまま電話を切りました。
そのプレッシャーに負けたのか、Tは第一志望校に落ちました。
第二第三も調子を崩してうまくいかなったようで結局は滑り止めの地元で1番の馬鹿高校にしか受からなかったみたいです。
もちろん、私がTの動画を撮影して郵送したなんてのは真っ赤な嘘です。
そんな暇があれば、英単語の1つでも覚えます。クズ人間を地獄に落とすためだけに、そんなに時間は使ってられません。
そもそもそんな不審な郵便物、高校側は相手にしないはずです。
それなのに、騙されて馬鹿みたいですね。
万引きをするくらいだから、さぞ豪胆な精神の持ち主だと思ったらそんなプレッシャーに負ける弱虫さんだったんですね。
今となっては、私がプレッシャーを与えたから落ちたのかどうかははっきりとはわかりませんが、お灸は十分にすえられたかなと思いました。
類友自慢?
>>119
頭を撫でてくれました
中3の男子がおじいさんに頭を撫でられて喜ぶもんなの?この話のあなたは、中3ではなく5歳児みたいな感覚なのがすごく気になる
頭を撫でる下りに創作臭ががががが
この記事へのコメント
スマートじゃないし最初から万引き自慢してるのをただ聞いてただけなのもな
万引き自慢は本当だけど仕返しできたのは嘘松。
スレ住人がキモイと思ってコメ欄に来たら、ここもキモかった件。