自分の気づいていない感情に気づいて衝撃的だった
職場で「もし人生をやり直せるなら」って話をしてて、家庭を大切にしてる子持ちの40前後の男性たちが「絶対妻とは結婚しない」と口を揃えて言って衝撃だった
私の育った家は父がカルト宗教に嵌り、信仰しない私を暴行して監禁したり、経済DVしたりと酷いものだった
だから、私にとって家族円満の家庭は喉から手が出るほど欲しかった
それなのに私が欲しくて欲しくてそれでも手に入れられなかったものを簡単に手放すと言い切れる男性たちが本当に衝撃だった
その家庭だって男性たちのたゆまぬ努力によって手に入れたものだと思うのに、簡単に手放せるほどのものだったなんて
しかしこのあとに聞いた言葉が私にはもっと衝撃だった
「でもさぁ、人生やり直したら子どもたちがいなくなるんだよなぁ。まして別の人と結婚したら、太郎や花子(子どもたちの名前)の存在そのものがこの世からなくなってしまう」
「あー、それは無理、絶対無理」
「子どもたちがいなくなるなら人生やり直さないわw」
頭をぶん殴られたような衝撃だった
私にとって、父親という存在は子供を自分の徳を上げるための道具だと見なすものだと思ってたから
私の父は、母がタヒぬときに変わりにお前がタヒねばいいのにと何度も口にしてた
だから、父親にとっては結婚した相手が最も大切で、子供はいくらでも変えが効く存在だと思ってた
そこで初めていろんなことに気づいた
職場の上司たちが子供の行事だなんだで休んだり、コロナで行事そのものが消えたりするのを嘆いているのを私はかなり無感情に見ていた
世間の人がおめでたい、大変だ、可愛そうだ、と口にするから、それに合わせて私も「おめでとうございます」「残念ですね」と口にしていたけど
それは社交辞令でしかなく、そこに感情なんかこれっぽっちも籠ってなかった
それを見た周りから、特に同僚から「あなたって冷たい人ね」と言われていたけど、そうか、こういうことかと納得した
私の父は私の園や学校での行事を面倒臭がった
修学旅行なんかは金の無駄だと心底嫌がった
それが父親なんだとずっと思ってた
みんな父親参観とかでお父さんたちが喜んでます!なんて口にしても、父親たちは「チッめんどくせーな」と思いながら参加してるんだと思って疑わなかった
多分、そう思ってないと心が守れなかったんだと思う
私は一度も参観日や発表会に来てもらったことがなかったから
世の中の父親にとって、子供は世界の誰よりも大切な存在なんだ
だから、他人に褒められたり祝われたりすると嬉しいし、私みたいな人間は思いやりの欠片もない人間に見えるんだろう
私が世の中の父親という存在を偏見の目で見ていたことに気づけて本当に衝撃だったし、私が冷たいと言われて家庭の話とか振られない理由もよくよくわかった
そりゃ、家族愛親子愛なんてものを知らない私は、嫌われはしなくても好かれないし距離を置かれて当然だわ
思いやりをかけるとカルト宗教が搾取にくる環境で育ったから、私にはきっと他人を思いやることができてないんだろうな
男性や女性への偏見に満ちた書き込みを見るけど、
もしかしたら私みたいにちょっとこじらせた家庭で育って、私みたいにこじらせた知識のまま、それを矯正できずに育ってはまった人たちが書き込んでるのかな
もしそうなら、不幸だよね
私は運良く自分の拗らせを理解する機会があったけれど、その機会がなければ私も一生こじらせたままタヒんでいったんだろうな
あなたの言うとおり父親というか汚吐孤てそんなものなんだよね
一生幼稚で自由に行きたいギャォオォン!!て発狂する醜い存在でしかない
>>743
世間は色々な人がいて、きちんとしている人もいれば
いやお前……みたいな人間もいる
破綻してる人間が親をしてたりもするし
逆に親が普通であっても、生まれた子どもが良い悪い別として破天荒な性分だったりするし
結構な確率で家庭ってのはままならないものだと思うよ
どちらにせよ、相手が大切にしているもの
それが家族や友人や夢や趣味でもどんなものでもいい
それらを尊重できる人間でありたいもんだね
そうですね
私の場合、友達を作ることさえ禁止されて、基本休日は鍵のかかった部屋に監禁、ネットも携帯もったのも家出して働き始めてからだったもので、
人間関係というものを一切養わずに大人になってしまったから、他人が何を大切にするのかを全然学んでいないんですよね
逆に私が大切でかけがえのないものと思うことを他人が「それくらいで」という扱いだったので、
私も他人の大切なものを無意識に「それくらい」と思ってしまっているのかもしれません
まぁ、私の場合のかけがえのないものが他人にとって簡単に手に入るどうでもいいものだったりするので、
それくらいって思われても仕方ないとはわかってはいるんですけどね・・・
頭でわかってても感情は思い通りにならないな
>>747
「それくらい」って思っても別にいいんじゃない?
大切なものは人によって違うんだし
ちっぽけな例で申し訳ないけど
私の身内が結構な熱量のオタクなのね、いつのまにか十数年やってるのかな
その家族である私はいまだに身内の集めたグッズを見ても全くなんの感慨も湧かないもの
また増えてるわ、部屋からはみ出ないようにねー程度
人のものだし、勝手に捨てたりは当然しないけどさ
相手の好きや嫌いをあからさまに否定しない
そういった態度を出さなければいいだけだよ
脱出出来てよかったね。感情に気付いてから、相手を妬んだり憎悪しない事も私からしたら凄いと思う。
743に幸あれ。
この記事へのコメント
家族を不幸にする宗教って、徳なんか積めるわけない。
もしも生まれ変わるなら私に生まれ変わりたい
すごいな 少なくともやり直すだけの価値はある人生なんだね
自分だったらこんなゴミみたいな人生やり直しなんかしたくないな