鳴りやまない電話。夫の母は金くれババアだった

管理人あきら

E様からご投稿いただきました。
ありがとうございます！

半年の交際を経てプロポーズをされ、スピード婚をしました。

夫は早くに家を出た。実家は好きじゃない。と言っていたので実家の事には極力触れずに交際していました。
私も気にならなかったので・・・。

本日のピックアップ |ω・)ﾉ

～ここから記事の続き～

義実家に報告すると、結婚には可もなく不可もなくというような感じで、「二人が決めたなら好きにしたら！」と、どうでも良いと察することができるほどの返答でした。
挨拶に来ていきなり結婚しますだもの、仕方ないかと思う半面、夫が寄り付かない理由がわかったような気がしました。
「最低限の付き合いで良いから。連絡があって何を言われても俺に聞いてから折り返すって言えばいいから」と。

夫は何も言わず家を飛び出し、それから１０年以上もまともに顔を見せていなかったようです。
環境や家族がどうであれ、私は彼と家庭を築くと決心していたのです。

一週間ほどたち、婚姻届けを提出しました。夫が私の住んでいる家に入りました。夫が姓を変えたいと。
それはそれで良いかと思い、私の姓になりました。
光熱費の名義等私のままで手続きもなく、夫の住民票を移しました。

ひとつきほどたち、手続きも8割ほど終わりやっと落ち着いた頃、夫宛ての郵便が届きました。
それも義実家のある町の役所から。
帰ってきたら一緒に開けようと思いながらも気になって仕方がないので中を確認することに。

住民税滞納の為、差押通知書でした・・・。

しかも結構な額。え？私の家だけど？
そもそもなんで10年以上前の税金が今更？混乱しながらも夫に連絡。「は？何の話？まったく意味が分からない。」と電話越しに困惑する夫。

夫は家を飛び出して数年間は会社寮で生活をしながらアルバイトとして働いていたそうです。
住所変更をしていなかったようで、住民税や年金の納付書は実家に届いていたので毎回金額を確認して義母に税金額を送金していたと。
ということは、義母に送金していたお金はどこへ？言うことになります。夫が帰宅するなり義母に事実確認の連絡。

もちろん黒。
大変な思いしてあんたを育ててきたのだから少しくらいもらったっていいじゃないの！と一方的に電話を切られ・・・。
役場に確認をしたところ、今まで未納通知や督促状が来なかったのは、義母が夫のかわりに少しずつ分割で支払っていたようで、通知は出さないでほしい、通知を出すなら義実家宛てに出してくれと頼んでいたようです。

夫とはあれこれ話をしましたが、騒いでもどうにもならないので早急に滞納額を支払うことに・・・。

半年ほどで滞納額を返済し、新しい命を授かった私は重度の悪阻で休職中。
平和に新婚生活を満喫しているところで私の携帯に義母から着信。
画面を見た途端に税金のことを思い出し腹が立ちました。
絶対出ない！と心に決めたものの、あまりに鳴り続けるので恐る恐る出ることに。もしもし～？お義母さんどうかしました？と私。
義母から返ってきた言葉は

「今すぐお金振り込んでほしいのよ！今ねパチンコでさ！熱いリーチが続いているのよ！手持ちがなくて必要なの！」

なにこのばばあ！！！！！！！！
文句言ってやりたい！
と思いながらも面倒なので、夫がお金の管理をしていることにして夫に連絡するよう伝え切ってやりました。

悪阻とイライラが同時に襲ってきて泣きじゃくったこと、今でも忘れられません。
夫に連絡があったそうですが、病院にいて検査代があまりに高くお金を貸してほしいとのこと。
私が先に夫に連絡していたのでもちろん断ったそうですが。

それから毎日のように義母から着信。
出るまで何度でもかかってきます。
携帯を触る時間すら与えられないので気が向くと出てあげるのですが、そのたびに病院代や町内費の集金、お葬式などあの手この手で理由をつけ1,000円でもいいから貸してくれないかと。
ここまでくると笑って流せるようになりました。

最終的には泥棒！うちの分を返してちょうだい！とまで言われていました。
我が家からはお金が出ないと分かったのか、恐怖の電話は2か月ほどでぴたりと無くなりました。
悪阻も落ち着き、子供の名前を考え、ベビー用品をそろえながら今度こそ平和な毎日でした。いよいよ陣痛がきて、病院へ。

陣痛室から分娩台へ向かう直前に携帯が鳴りました。
ディスプレイには義母。助産師に促され電話に出ることに・・・。
○○ちゃんはあんたと一緒になってから優しくないのよ！！！と大声が響きます。
恐らく助産師にも聞こえていたでしょう。

一言も話さずに電話を切り分娩台へ。
何事もなかったかのように出産し、退院して家に帰りました。
もちろん義実家には妊娠も出産も報告していません。
相変わらず鳴りやまない携帯。
限界だったのでしょうか。
夫に言わず保育園を探し、就活して何とかやっていける形をつくりサイン済みの離婚届を夫に渡しました。
夫が部屋を出た直後に始めて義母に電話をかけました。

「○○さん(夫)、返品しましたので！」とだけ言って切りました。

その後の義母からの着信に留守番設定で一度も出ていません。
留守番には　私がおかしかったわ　もう一度考えてみて　ごめんなさいね　と
別人のような言葉がぎっしりと入っていました。

管理人あきら

何という鬼ババア・・・元旦那さんも鬼ババアの防波堤にはなりきれなかったんですかね・・・。
ひとつだけ思ったのは、着信拒否できなかったのかな、と言う点。着信拒否して引っ越してしまえば良かったのでは？と思う反面、毒母だとわかっていても結婚の挨拶しに行くあたり、元旦那さんは毒母から本当の意味で離れることはできなかったのかも、とも思いますね。
なんにせよ、Eさんがお子さんと幸せでありますように。

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