981: 2010/04/25(日) 12:40:52 0
ウトさん末期癌で入院中の時のこと。
常々「腕が痺れる」と言っていたコトメ、ウトさん入院により、この病院が知られていないけど
実は整形外科が充実していてリハビリ施設も立派だと知り、自分も患者になる。
ウトさんの入院期間半年の間、誰よりも病院の近くに住んでいたのに見舞いに来たのは
自分の診察とリハビリの時ついでに寄ったのが数回あるのみ。でもこれは別にいい。
コトメにはコトメの考えも都合もあるだろうし。
いよいよ危ない、いつ何があっても、という状態になり、続々と親族も集まる中、
さっきまで病室にいたコトメがいない。トメさんに「コトメ探してきて」と
言われ病院内を探すと、リハビリルームで腕に器具を当て電気マッサージ?を
しているコトメ発見。「何してるんですか!」「ああ、せっかく病院きたから、最近また
腕痛いし……」とコトメ。
「お義父さんが危篤で本当にもう危ないです!」と言うと「これもうちょっとで終わるから」と動こうとしない。
もう、ほっとけと病室に慌てて帰り、その数分後ウトさんは息を引き取った。
病室に戻った際、トメさんに「コトメはっ!!!」
と必タヒの形相で尋ねられ、自分もテンパり「リハビリルームでマッサージしてますっ!」
と素直に言ってしまった。トメさん「なんでー」と叫びながら涙、その他の人は
「我がままで身勝手だと思ってたけどここまでとは」的な微妙な空気に。
(コトメには後から「なんでバカ正直にそんなこと言った、気が利かない」と責められ腹が立ったが
「お義父さんが危篤でとてもそんなこと配慮する余裕がなかった」で乗り切った。本当にそうだったし)
その後コトメが靴音も高らかに病室に飛び込んできて「お父さーん!コトメだよ!」とウトさんに
泣きすがったけど、私旦那(弟)に腕を払われ、ウトさんの兄(コトメには伯父)から
「何してたんだ!今までさんざん苦労かけて勝手なことして親のタヒに目にまで会えなくて!
この親不孝者!」と一喝されていた。
旦那もトメさんも相当に怒り、コトメを激しく非難。その後のお通夜、葬儀、初七日等は必要な時以外
全く口を聞いていなかった。親戚中からも過去の言動+今回の一件で冷たくされしばらくコトメは萎れていた。
それでも萎れてたのはしばらくだけなの?
さすが、実父の危篤より自分のマッサージを優先させるだけのことはある。
はい。
旦那や親戚は相変わらず必要最低限のつき合いと話しかしませんが、
トメさんが「やはり娘、孫も可愛い」とやや態度を軟化させたこと、元来の
口が悪く身勝手で我がままで遠慮なしの性格が強いこと、コトメ旦那さんが大人しい人等で、
少しは大人しくなったものの、基本的には相変わらずです。
でも実家に来る回数はだいぶ減りました。
あんた、大変なコトメを持ったね
たいへんだろうけどがんばれ
あんた意外といい人だね
お義母さんに、今のうちにちゃんと〆とかないと
「ご自分の時も…」って脅かしてやれ。
病院内に勤める男との密会不倫中で声かけることができず
って事になるんだろうけど。
この記事へのコメント