まこ様からご投稿いただきました。
ありがとうございます!
私が妊娠していた頃の出来事です。
私と主人が出掛ける時に家の前に見知らぬ子供が立っていました。
同じアパートの住人の子かと思い、最初はそんなに気にかけなかったのですが、車に乗ったら、その子も当たり前の様に後部座席に乗り込もうとしました。
主人は咄嗟に
「コラッ!何してるんだ!!」
と怒鳴るとその子はビックリしたのか、すぐに逃げました。
私も主人もビックリしたね~でその時はそれで終わり、無事に出掛けられました。
が、その日以来、頻繁にその子が家に来ることが増えてきました。
昼間だろうが夜だろうが時間関係なく。
インターホンを鳴らすと、すぐにドアを開けようしましたが、私達は防犯対策でチェーンをしているので幸い家の中に入られる事はありませんでした。
が、その子はめげること無くドアを引っ張り、無理矢理入ろうとします。
鍵を閉めてても、ずっとガチャガチャガチャと何度もされ、酷い時は開けてもらえないからか、大きな石やレンガでドアに傷つけられたりもされました。
その都度、私達は警察に通報をし保護して貰うしか対策はありませんでした。
(最初は、その子は「ここん家の子供だ」と言い張りましたが私達を始め、他の住人や大家さんの証明で何とか誤解を解けました。)
しばらくして、私が病院に出掛けようとドアを開けたら、足元がズルっと滑り腰を思いっきり打ってしまいました。
当時、私は妊娠8ヶ月でした。
私の悲鳴を聞きつけた主人によると、その子供が逃げようとした所を見かけたそうで、近所の人が咄嗟に捕まえてくれたそうです。
私はショックのあまり取り乱していたので、記憶が曖昧でしたが、すぐに救急車で病院に向かうとお腹の子は何とか無事でした。
主人が連絡してくれたのか、私母が迎えに来てくれ、予定より早いでしたが里帰りする事にしました。
その頃、イタズラにしてはあまりにも悪質だと思い、すぐに警察に連絡したそうです。
(近所の人いわく、私が救急車に乗った後、主人は凄い剣幕でその子供を殴り掛かろうとし、近所の人や私父や警察官の人に止められたそうです。)
その子は、近所の母子家庭のお子さんだったそうです。
母親はその子に関心が無く寂しさのあまり、私達の事を本当の両親だと思い込んでの行動だったそうです。
けれど、その都度警察に保護されるからお腹の子がいなくなれば、自動的に本当の親子になれると思い今回の事を起こしたそうです。
警察に連行される度、
「私の本当のパパとママなのに!」
「お家があるのに!」
「なんで逮捕されなきゃいけないの!ヤダーー!!」
と叫ぶのもある意味納得です。
あのときも警察に連れて行かれる時も激しく抵抗をし、主人と私父に助けを求めたそうです。
最終的に子供は施設に預かることになったそうです。
私も何とか無事に男の子を出産。
万が一に備えて今の家に引っ越し、主人と息子と共に平和に過ごしています。
今頃、あの子供はどうしているかなと思い出す事があります。
あの子のやってきた事は許せないけど陰ながら、あの子がまともに愛情を受けてたら違かっただろうな…と思う事もあります。
不謹慎ではありますが、ある意味教訓になりました。やはり家庭の環境と親からの愛情の大切さをより深く理解し勉強になりました。
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この記事へのコメント
長文書く元気はあるんや
あるから書いてるんだろ、頭大丈夫か?w