長いけど、決意表明として書かせて。
義両親と夫に、義実家への里帰りを勧められた。
義母はちょっとイヤミが多くてソリが合わなかったけど、定番の「悪気はない」で済まされていた。
テンプレほど酷かったわけでもないし、私も諦めていた。
実家には片手が不自由で介助の要る祖母がいて、自宅で頑張るにも夫は激務。
そんな理由で、義母は苦手だけれど、この場合は甘えた方がいいのかも? と思った。
孫が生まれたら関係が変わるかもという期待もあった。
そして迎えた里帰りの日、義実家に着いたら何故か義妹がいた。
上の子2人だけでなく、新生児と一緒に。
義妹とはほとんど会ったことがない。
名前と年齢と現在の家族構成が、知ってる全てだった。
出産はおろか、妊娠していたことも知らなかった。
義妹には「里帰りしてる娘がいる家に、他人のくせに来るな! なんで私のお母さんに嫁子が甘えるわけ?」的なことを言われ、目覚まし時計を投げられた。
義父は「まあまあ、嫁子さんも大変なんだし」と、それを宥めていた。
実家でゆったり休んでいるところに義姉が来たら嫌だろう、物は投げないで欲しかったが怒るのは仕方ないと思った。
夫に、義妹の里帰りを知っていたのか、そして知っていたのなら私にそれを告げなかったのは何故かと尋ねた。
夫が言うには「そんな予定はなかったけれど押しかけてきたらしいんだよね。でもデリケートな時期だから責めないでやってくれ、お互い様なんだから」だそうだ。
「何がお互い様? どう考えても、義妹と、義妹の子達の世話を義母がすると私の子まで手が回らないでしょう?
熱心にここへの里帰りを勧めてくれたけど、そのあたりの負担はどう考えてたの?」
そういうと義母も夫も「まあまあ、大丈夫だから、ねっ!」とか言い出す。
そしてここまで読んで予想した人もいるかもしれないが、義妹は「帝王切開の傷が痛い。居候が働きな」と上2人の世話を私に押し付け、義母は「忙しいから」と私に家事を押し付けた。
疲れて判断力を失っていたところに、今度は「練習になる」と新生児の世話も押し付けられた。
臨月で幼児と新生児の世話に家事。
辛いと訴えると「世のお母さんたちはこれをやっている。出来ないなんて甘えだ」と頬を叩かれた。
判断力は時々蘇り「こんな状態なら自宅で家事は代行サービスに任せて、子育てを自力でやる方がマシだ」と気付いたが、行動に移す前にお産が始まった。
元気な息子が生まれた。
義妹にも新生児がいたからか、義母による入院中の凸もなく、平和に過ごしていた。
数日後に退院した。
息子を連れて、義実家にある荷物を取って自宅に戻ってしまおうと思ったが、義実家に着いたら、一室に荷物の山ができていた。
全て、自宅にあった「夫と」私の荷物だ。
どういうことかと夫を問い詰めたら「もうずっと甘えたらいいんだ」
「延々と奴隷のように働き続ける、それのどこが甘え? ありえない! 家に帰る!」
そう言ったが「ここが家だよ、前の家はもうないよ。僕達はここで暮らすんだ。僕は留守が多いけど母さん達と一緒なら嫁子も安心だし。余裕が出たらちょっと家事を手伝ってあげてよ。母さんも喜ぶよ」と笑っていた。
里帰りではなく、同居に持ち込まれたんだ。
そう気付いて、義母を問い詰めようとしたが、義母は「嫁子ちゃん、よく頑張ったわね、初産で大変だったでしょう? 赤ちゃんとゆっくり休んでいていいからね」といやに優しい。
義妹たちは部屋に篭っていたのか、姿を見なかった。
私が片付けないと散らかっていたはずの義実家が、とてもきれいだった。
義母が優しい。
あの悪夢のような奴隷の日々は幻だったのかとすら思った。
混乱している私の腕の中で、息子が泣いた。
慌てて世話をし、泣き止んだ頃には私はフラフラだった。
いつの間にか眠り、また泣き声で目覚めて世話をし、1日経ったら…全てが元通りになっていた。
私は、また奴隷に堕ちていた。
義妹の蹴りで目覚め「1日グータラしたでしょ! ほら早くご飯作りなさいよ!」
「義妹旦那(従兄弟だか再従兄弟だか、もともと親族らしい)ちゃんのために早くお弁当!」
掃除、洗濯、料理、息子の世話、義妹一家の世話、買い物、何故か義母の服のアイロンがけ。
最初の何時間かは、確かに「逃げ出してやる」と思っていたはずなんだ。
「義妹息子ちゃんのお迎えの時間よ!」
散らかる、汚される、怒鳴られる、蹴られる、息子の泣き声が聞こえる。
義妹の子が絵本を読んでとやってくる。読み上げているはずの自分の声など聞こえない。
やがて最初は違って聞こえていた義妹娘と息子の泣き声の区別がつかなくなってきた。どちらのオムツを替えたのかも分からなくなって、両方替えた。
退院してからたった4日で、思考が失せた。
今日、夕食の献立がどうにも浮かばず「献立を考えるスレ」で質問し、献立を考えてくれた人にお礼のレスをしているうちに、急に目が覚めた。
「なんでこんなことで、産後10日程度の身で苦労してるの?」と。
そんなわけで、結局作ってないです。ごめんなさい。
その直後に「トイレットペーパーを買ってきます」と、通帳印鑑(出産費用が不安で産院にも持ち込んでいた)と身分証と日記とお財布と母子手帳一式だけ持って実家に向かった。
途中でショッピングモールに行き、親に電話をかけた。
事情を説明しようとしたら「迎えに行くから動くな、義実家がうるさいだろうから電話を切っておけ」と叱られた。
息子の肌着と服とオムツ、ミルトンと哺乳瓶を買って、親を待った。
息子は珍しいくらいよく寝ていた。
新生児と荷物を抱えてベンチにへたり込む女。
異様だろうに、知らないおばちゃん達が優しくしてくれた。
息子を「守るべき存在」としては認識していたけれど、いろいろ感覚が麻痺して「可愛い」とは感じなくなってきていた。
でもおばちゃん達に「なんて小さくて可愛いの」と口々に言われ、なんかいろいろと楽になった。
疲れや不安や義務感という余計なものが取り払われて、可愛さが見えたというか。
親が来てくれて、今は実家にいる。
両親だけじゃなく、祖父も、怪我をしている祖母も、温かく迎えてくれた。
背中を撫でてくれた祖母の手が温かくて、声を上げて泣いた。
スマホには義実家からの着信がたくさんあって、ゾッとした。
また鳴った時、動けなくなった私に代わって、父がスピーカーモードに変えた。
母が「娘に何をしたか聞きましたよ?」と言うと「世のお母さん方がしている程度のことしかお願いしていませんよ、嫌だわ」と義母の声が聞こえた。
私から見て、母は口が立つ方ではない。おとなしく優しく、ひたすら癒し系の女性だ。
でも、母は怒鳴った。
「世のお母さん方が臨月で新生児の世話をしてるというの? 新生児がいるのに臨月なわけがないでしょう! あなた方は2人分の、しかも女性の一生の中でも特に辛いはずの時期の2人分の役割を娘に押し付けた! それを反省もしていないんですね!」
夫の声がした。
「ちょっと母や妹が頼み事をしただけです。嫁子さんが産褥期の女性だから不安定で、だから騒いでしまってるだけです。話せばわかりますよ」
父が参戦した。
「言葉で身を立てている娘が、青ざめて一言も発していませんよ。娘から言葉を奪ったあなた方を、我々は許しません」
祖父が頭をぽんぽんしてくれた。
祖母が私を守るように抱きしめてくれた。
愛されてる。
殴られたり蹴られたりしてるし、まずは明日、病院に行って診断書を取ってくる。
私をこんな目に遭わせた義実家を、そこに放り込んだ夫を許すわけにはいかない。
生まれて最初に過ごした家があんな場所で、息子にも申し訳ない。
これからは穏やかな場所を私が作る。
長いのに読んでくれてありがとう。
おやすみ。
おやすみ
もう大丈夫だよ
ここは2chだから荒らされるかもしれないけど、あなたはもう守られてるからね
安心して息子さんと自分の身体と心を守ってね
義実家に雷落ちて全焼してしまえ
病院で診断書を貰う時には怪我だけでなく
精神的な疾患とか、疲労ストレス原因の疾患のとかも貰うと良いよ
>>416
大変だったね
義妹に会ったことがなかったとか妊娠してることも知らなかったとかは
旦那さんがあえて言わないでいたのかな?
結婚~妊娠中は妻に対しての態度は普通の夫だったんだろうか
色々と謎が多い旦那さんではある
とにかく実家でゆっくり休んでから義実家連中と戦ってね
>里帰りしてる娘がいる家に、他人のくせに来るな! なんで私のお母さんに嫁子が甘えるわけ?」的なことを言われ、目覚まし時計を投げられた。
>「帝王切開の傷が痛い。居候が働きな」と上2人の世話を私に押し付け、義母は「忙しいから」と私に家事を押し付けた。
こんなことを言う小姑や臨月の嫁に家事を押し付ける姑って今でもいるんだ…
ここまで酷い義実家って昭和初期くらいまでしか存在してないと思ってたわ
義妹は精神的にちょっと病名が付きそうなレベルだけど子供3人も生んで大丈夫なのかしらね
女って出産のつらかったことや痛かったことは忘れるようにできてるんだよね。本来
でなかったら何で何回も出産できるんだか(2回目なら痛くないとかは全くない)
ようにできてるのよ・・・
目が疲れてるわ
皆さんありがとう。
かなり落ち着いた。
「早く逃げれば済んだのに」「奴隷乙」のレスでいっぱいだと思っていたから、びっくりしたし、嬉しかった。
そして皆さんが優しいからこそ、昨日までの状況の異常さに、改めて気づかされた気がする。
両親が息子の世話をしてくれた。
祖父に作ってもらったごはんの美味しさに泣いた。
それを見た祖母が「可哀想な子。こんなに頑張って大人になったのに」と泣いていた。
兄夫婦が来て、兄嫁は「何でも手伝うからね」と手を握ってくれた。私に服とお菓子をくれた。
詳細は伏せるけれど、病院に行ったらいろいろ聞かれた。
レントゲンには写らなかったけれど、先生は「経験による勘としか言えないですが、おそらく肋骨が骨折しているはずです」とのこと。
肋骨はレントゲンに写らないことがあるそうだ。数日待って痛みが引かなければエコーで診てくださるらしい。
帰り道、車を出してくれた兄は「俺が何者か忘れてないな? 元気になったら戦えよ」とこちらを見ずに言った。
そういえば法学部卒だったな、とぼんやり思い出した。
そんな1日だった。
義実家について補足。
夫はややエネ? くらいの人だった。
たまに義実家に行って家事をするように言われるくらいで。
義母は嫌味で苦手な程度。
「もう少し頑張りなさいよ、うちの嫁がこんな不出来だと恥ずかしい」とか言われはしたけれど、食事を捨てられたりはしていない。
義父に関しては何度会っても情報のアップデートが出来ない。とにかく印象に残らない、空気だった。
義妹は遠方に住んでいると聞いていて、合わせの食事会と結婚式、あとは今年のお年始に会ったくらいだった。
年上で気難しそうで、これといって話をしたことがない。
まずは休息、それと息子さんのお世話
落ち着いたらストレス発散しに書き込みにきたらいい
本当にお疲れさま
糞夫&義実家が滅ぶよう願っとく
そのぐらいひどすぎる。
ゆっくり休んでね。
どっと疲れると思うし、回復に時間かかるかもしれない
新生児のにおいとかふやふやのちっこい手は本当に1ヶ月過ぎると変わっちゃうから楽しみながら休んでね。
子供が出来ると、最強の人質を入手したと勘違いして
「もう、これで嫁は逃げられない」
って、本性を現すってケースは結構有るよ
この手の人達って、何故だか親権は無条件で自分達に有る、って思い込んでいたり
離婚を天下の大罪みたく思っていて
「嫁は子供と離れたくないから、離婚はしない」
「子供を父無し子には出来ないから、離婚しない」
って考えていたりする
>>433
合わせ→顔合わせ
誤字脱字がほぼないのが売りだったのに、今はまだダメみたいだな。
自由=手持ち無沙汰なのか、動いてないと、何かしないとって焦っちゃって、ついついスマホを触ったり、数枚しかない服を何度も畳んだりしてる。
静かな場所にいても義母や義妹が「嫁子!」って呼ぶ声が聞こえる気がして落ち着かない。
誰も呼んでないのに「はい!」と言ってしまって、みんなに驚かれた。
ジャーキングだったっけ? 寝ているときにどこかから落ちるような夢を見て、身体がビクって動くやつ。あれに近い感じ。
父が新しいスマホを契約してきてくれた。
義実家や夫からの鬼電も「戻ってこないとは何事か」なんてメールも、古いスマホごと放置してしばらく休むよ。
明日はのんびり過ごして、祖父母と一緒に息子の手型と足型を取るんだ。
兄が弁護士さんを紹介してくれるから、それまでゆっくり過ごすね。
>>438
祖母が片手を怪我しているし、両親はそれぞれ仕事がある。だから実家への里帰りは考えていなかったんだ。
入院中も、子どもに囲まれる職種の母は、念のため見舞いに来るのを避けたし。
>>439
豹変のタイミングからして、まさにそんな感じだと思う。
でも私は息子と離れたくないからこそ、離婚するわ。
親権取れない理由がないしね。
こういうので、家ごとぶっ潰したくなるクソ一家だな、義実家一族。
発散してるんだよ。
しばらく見ててあげようよ。
書く事で自分の事を客観的に見る事も出来るし、全くの他人からの反応を
見る事で気がつく事もあるから、子供と自分の負担にならない範囲で
書くのは良い事だと思うよ。
義実家で受けた扱いで、体だけじゃなくて自尊心も傷ついてると思うから
書いて発散させると良いよ。
そのうえで >>441でぶっ潰してくださいな
この記事へのコメント
なげー無駄多い
3行以上読めないのか
コトメの嫁ぎ先に「お前んちの嫁はどうなってんだ!」ってクレームを入れたい
もしかしたら追い出されてたり?
慰謝料むしりとって
今お子さんと幸せならいいな〜