しょぼい修羅場だが、俺の中で一生忘れられない出来事
俺には高校の頃からアタックしまくって手に入れた一個年下彼女がいるんだが、高校卒業後、彼女は大学、俺は専門で学校がバラバラになった
でも通学で使う駅が
俺の最寄り駅→彼女の最寄り駅→俺の学校の最寄り駅→彼女の大学の最寄り駅
こんな感じだったので、帰り時間が重なると彼女が学校前で俺を待ってるってことがあった
普段は俺の方が先に終わるから、彼女が学校前でまっているのは週1あるかないかくらい
恋人フィルターがかかってるの承知だが、彼女は話しかけやすい雰囲気を醸し出してて、身長が低くて見た目も可愛かった
そのせいか学校前でちょっと噂になってた
しばらくは俺の彼女とバレなかったんだが、バレた途端、それまで全く関わりのなかったクラスのイケメンから彼女を紹介しろとやたらと絡まれるようになった
そいつは他人の彼女を奪うのが趣味だったらしい
拒んでたんだが、ある日彼女が学校前でまっている時に絡みに行きやがったことがあり、仕方なく正式に紹介すべくそのまま居酒屋によって食事をした
しかし、イケメン嫌いな彼女、水嶋ヒロがダダ、もこみちがガラモンに見えるとおっしゃるだけあって、イケメン相手に全く見向きもしなかった
そしたらイケメン、彼女の気をひくために持ってる車自慢を始める
あれ、でもこいつ免許持ってなかったはずじゃ?
疑問に思って聞いてみたら、平気で無免許運転であることを暴露
しかも今日学校まで車できたから酒飲んでんのに車乗って帰る発言
それ聞いたのに車の話が出た途端、彼女が運転歴や持ってる車の話で盛り上がり、最後にはメアドと電話番号も交換して意気投合してた
彼女の乗り気にドン引きな俺には目もくれず、帰り際には車に乗って走り去るイケメンをカッコイイだの黄色い声援を送りながらシャメりまくってた
その後も彼女は俺に隠れもせず、イケメンとメールのやり取り、電話でドライブのお誘いなんかも来ていた
あんなにイケメン嫌いだったのに、とか、こんな男がいいのかよ、とか心の中で悩みまくってたが、振られるのが怖くて聞くに聞けなかった
あの頃は胃に穴が開くかと思った
唯一、何度誘われてもドライブやデートにいかなかったのだけが俺の心の救いだった
そのうち何やっても一向にデートまでこぎ着けない彼女に嫌気がさしたのか、イケメンはちょっかいを出さなくなっていき、俺と彼女の仲も何事もなかったかのように元に戻りかけていた
そして時は過ぎ、就活を終えて卒業まで棒読みだったある日、イケメンが内定を失ったと聞いた
しかも学校推薦で手に入れた内定だったから大問題に
そしてその原因が彼女だった
無免許運転や飲酒運転の常習犯であること、その他問題行動諸々を、内定先にばらしていた
彼女に聞いたら、悪びれもせず
「私の父が未成年による飲酒無免許運転で頃されたこと知ってるから、イケメン紹介したんだと思ってた、君の内定決まったし、いいかなって」
と笑顔で言われて、そんなこと知らなかったと同時にサラッと他人を社会的に抹頃する彼女が別人に見えた
お盆を迎えて父親の墓参りに同行する度、普段おっとりな彼女の本性を思い出す
彼女が最後に発した
「あのイケメン、カネゴンに似てなかった?」
という発言が忘れられない
その彼女はウルトラQやウルトラマンが好きなのだろうか
「本性」は聞こえが悪いからやめてあげなよ
今日一番ワロタw
本来は無免許運転飲酒運転を知った時点で 君が 警察にチクるべきだったんじゃないの
知ってて傍観してるなんて信じられない
それで彼女のことあれこれ言うのおかしいよ
彼女GJ!
普段おっとりしてても芯が強いのはいい女
お前は猛省しろ
>>283
すまん、他になんて表現すればいいのか解らなかった
俺が特撮好きで彼女にウルトラマンや仮面ライダーの話するせいで見たことないのに予備知識だけはついてるが、ウルトラQは話したことないな
ネットではられてる画像見て、これ水嶋ヒロにそっくり、これもこみちみたい、と言ってたから俺が名前調べてた
彼女は多分名前は知らないんじゃないかと
カネゴンはテレビで出てたのを一緒に見てたからそこで覚えてたようだ
>>293
普段おっとりして見える女は、常に優しく寛容だろう、なんていう相手を舐めた思い込みがあるから
「本性」なんていう人聞きの悪い言葉しか思いつかないんだよ
普段はおっとり優しい人ほど、怒ったときは恐ろしい、というのはよくあること
その人の中での善悪の許容基準がはっきりしているからね
その善悪基準が理不尽なものならともかく、この場合は彼女の怒りの基準は理解できる
彼女の父親のタヒ因のことがなくても、
無免許運転や飲酒運転という犯罪行為を知ったときに、何も言わず何もせず、
彼女に振られるのが恐くて~なんて言ってる優柔不断なチキンよりもよっぽどまとも
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