数年前、私は子宮全摘手術を受けた。トメが毎日やってきて「これで跡取りは望めなくなった」「役立たずの嫁だ」→それを録音して旦那に聞かせたら・・・

さっきやってきた、本当にＤＱ返しな出来事。

三年ほど前、私は子宮全摘手術を受けた。元々旦那の持病の関係で小梨だった。
入院先にトメは毎日やってきて、個室に入っているのをいいことに
「これで跡取りは望めなくなった。役立たずの嫁だ。」
「こんな役立たずに入院治療費を払う息子が可愛そうだ。」
「普通は、こんな足手まといな体になったら自分から身を引くもんだ。」などなど
ﾌﾞﾂﾌﾞﾂﾌﾞﾂﾌﾞﾂ言い立てていた。
３日目から妹にレコーダーを買ってきてもらって、トメ発言を残らず録音して
退院してから旦那に聞かせて、旦那からは「あんな親ですまない。」と謝罪され、
その足でトメを〆ようとしたので「お義母さんも、気が動転してたのかもしれない。
だから、なにも言わなくていい。私は言われたことはきっと一生忘れないけど、
接触さえしなければ記憶の片隅に追いやってやっていけると思うから。」といって、とめた。

すみません、続きます。

で、今日。トメが大腸がんの手術を受けたということで、旦那と一緒にお見舞いに行った。
（本当は行きたくなかったが、良コトメの強い請願があり、顔出しだけということで）
旦那が先に見舞いに来ていたトメ兄をタクシー乗り場までお見送りすることになり、
その間トメと私は二人きりに。この三年の不義理を責めようと口を開くトメの機先を制して
「人工肛門になっちゃったんですってねえ。これから大変ですよねえ。」
「再発の可能性だってあるんでしょ？一生おびえて暮らすなんてねえ。」
「この先検査とかもお金かかるんですよね。ウトさんも、ものいりで気の毒に。」
「普通は、そんな足手まといなことになったら、さっさと身を引くもんですよね・・・あの世に。」
とニタニタ笑いを心がけながら言った。

トメ、わなわな震えながら、言葉が出てこない様子。そうしてる間に旦那が帰ってきた。
可愛い息子に訴えるトメ。
「嫁子が、足手まといな病人はﾀﾋねっていった！」
「そんなこといったのか！」という旦那に
「言うわけないじゃない、ト　メ　さ　ん　じ　ゃ　あ　る　ま　い　し。」
トメは「うそつき」「確かに言った」と言い募るけど、旦那は三年前のことを思い出し、
「同じレベルに落ちたくないから、言い返したりはしない。ただ接触はしたくない。」といった
私の言葉を思い出したみたいで、哀しげにトメを見ながら
「嫁子はそんなこといわない。お袋、いい加減にしろよ。なんでそんなに嫁子を悪く言うんだ。」

ごめん、旦那。同じレベルに落ちちゃった。
そして、病人に言うべきではない言葉をガンガンいっちゃって、もうＤＱＮ確定だなって感じですわ。

別スレの祭りに参加してる間にたくさんのレスが・・・ありがとうございます。
トメの反応は
「このっ（以下言葉にならない様子）」「だまされてる！あんただまされてる！」でした。
後は旦那に促されて部屋を出たのでわかりません。

そして、帰りの車の中で「嫌な目にあわせてごめんな。」と旦那。
マヤになって「きっと、お義母さんも気が高ぶってるんだよ。私も三年前同じだったしさ。
ちょっと思い出したんだけど、あのときに私も”足手まといの役立たずは実家に帰れ”とか
言われたよね。お義母さんの中に、病人は足手まといで役立たずだからいないほうがいいっていう
考え方があるのかなあ。そうだとしたらなんだか哀しいねえ。」としんみり言っておきました。

家に帰ってしばらくしてからコトメから旦那に電話がありました。
トメから話がいったみたいです。で、旦那が三年前のことをコトメに始めてカミングアウトし、
「そんな仕打ちをされてるのに、今回”夫君のためだから”って一緒に見舞いも行ってくれて、
しかも↑みたいなことも言ってるんだぞ。こんなお人よしの嫁子が、病気で弱ってる人間に
そんなこというわけがないだろう。お袋の被害妄想だよ。」と力説してました。
「なんなら、当時の録音聞くか？酷すぎて手元に置くのを嫁子が嫌がるから、向こうの妹さんに
預かって貰ってるから、すぐには聞かせられんけど。」とも言っていたので、コトメも半信半疑状態の
ようですね（実の娘からすれば当然のことですが）。
もしかしたら、もう一波乱あるかもですが、旦那が「これ以上傷つくことはない。嫁ちゃんは何もしなくていい。
俺が全部対応するから。」といってくれているので、とりあえずは旦那任せでいこうと思っています。

>「嫁子が、足手まといな病人はﾀﾋねっていった！」

やあねえトメさん嫁子さんはそんなこと言ってないじゃない
（あの世に）身を引けって言っただけで

「お義母さんも、気が動転してたのかもしれない。だから、なにも言わなくていい。
私は言われたことはきっと一生忘れないけど、接触さえしなければ記憶の片隅に追いやってやっていけると思うから。」
↓
（でも、接触しちゃった）
↓
「記憶の片隅」の大暴発

かな。理由としては。
しかし、「嫁子さんも、気が動転してたのかもしれない。だから、なにも言わなくていい。
私は言われたことはきっと一生忘れないけど、接触さえしなければ記憶の片隅に追いやってやっていけると思うから。」
と、トメさんは言えるだろうか？旦那さんは嫁子さんの心情を察してくれるだろうか？以後トメさんと嫁子さんは完全分離できるだろうか？