元旦那に醒めた話
ひと回り近く年上で本とか出してる物書き先生で、尊敬してた
ある日の夕飯にお鍋を囲んでいたんだけど、私が
「あんまりお豆腐を煮すぎないように食べてね。「す」が入っちゃうから」と言ったら
意味が通じなかった。えー知らないのー??育ち過ぎの大根とかでも言うじゃん、と本当に
普通に教えてあげたら、激怒。
「それは特別な料理用語であって、それを知らないからといって恥ずかしいことはないし、
知ってることを偉そうにするお前がおかしい」と。
いやいや、これ普通の言葉だよ??物書きだよね??今、わかってよかったじゃん。
知らない方が恥かくって。と、私としたら身内なので、私の前でわかってよかったくらいにしか
思わなかったんだけど、さらに激高。
そんなに言うなら、確かめてやる!と、なんと自分の母親に電話しだした。
義理の母も母で、最初は「そんなの常識よー」とか言ってたのに、怒る息子の様子に、途中から
「そんなの知らなくても普通」とか言い方変え出して、それを聞いて「ほら俺の言った通りだ」と
ドヤ顔する旦那とか
とにかく「す」が入るを知らない物書きっていうところも、私の言うことを一切認めないところも、
きっとそのうち恥をかくであろうことも、40も近いのに答え合わせが母親だったところも、
義理母が簡単に息子に迎合しちゃったところも、
もう何もかもが一斉に私の愛情を打ち砕くようなガッカリ感だった。
結局他の理由で離婚しちゃったけど、今でも「す」が入る、を特殊な料理用語だと思ってるのかな。
バカのくせに半笑いで俺に説教しやがって!みたいな
バカにされたというより、常識知らない事を認めたくなかったんじゃないかなと思う。
でも>>859の言う通り恥をかく前に知ってよかったと思うよ。感謝すべきだ。
以前見たアメドラで、彼氏が出版した本に対して面白いけど今時New Yorkerの女性はこんなファッションで外出ないよ
って指摘したらかなり拗れたみたいな話を思い出した
義母も途中でめんどくさくなって、合わせただけだと思うけど
まぁ、面倒な男と別れられてよかったねと
859の元ダンナさんが何歳だったのか知らんが、
年代的に、女から何か言われること自体を嫌がる男は多いからね
若いとそんなの気にしないって人が増えるけど。
40近いと書いてあるから頭が固い年齢でもない。
知らなかったー、で新たな知識として喜ぶべきなんだけどね。
小説は別にそれだけが大事じゃないけどここまで物を知らないと書く文章もたかが知れてると思った
新たな知識を得たことに喜びが無いのは
残念なことだ
この記事へのコメント
書き方的にも馬鹿にした感じが出てたんでしょ
「わかってよかったじゃん、ものかきでしょ」
って筆がすすまないときに言われたら発狂する自信あるわ
骨粗鬆症の「鬆(す)」だね
鍛造した金属に出来た空洞も鬆っていうよ
料理しない人や母親がそういうのを教えなかった家庭の人なんかは知らないんじゃない?
えー?知らないのー?って言い方が癇に障ったのかもねぇ
なんとなく文章からも知らなかった夫を馬鹿にした感じがするから
この人の書き方から普段は夫を物書き先生として尊敬してたようだから
えー?知らないのー?とたまに浮かれて言われたとしても
知らなかったよーってニコニコ答えればよかっただけの話で
40男のケツの穴の小ささが浮き彫りになったなぁ〜ってかんじ
しかもその場でムキになって電話で答え合わせするのが老母っていうね
大人がしょーもない事で大激怒するって恥ずかしいわ
チンパンジーかな?と思う
最近の豆腐というか安い豆腐は「す」が入らず、煮れば煮るほど柔くなるね。
果物でもすが立っているっていう言い方する。
アルミダイキャストボディで、すが立ってしまうのでこういうふうに
製造したという説明文を大昔見たおぼえがある。
物知らずでもグイグイいける人が作家になったりする。
根拠なく俺様できるのも一種の才能だと理解出来たらうまくいったのかも