私が母の百年の恋を冷めさせたらしい
私が幼稚園の頃、両親は離婚している
その頃のことは、ほとんど覚えていない
父の顔も写真でしか知らない
つき合っている時、母は父を「無口で照れ屋」と思っていたそうだが
結婚してみたらただのモラハラ野郎で
母のやることなすこと
「なんでこんなことするんだ!」
「お前の勝手で動くな!」などと罵っていたそうだ
たとえば今の季節、双方の実家にお中元を贈るとして
母が「お菓子の詰め合わせでいい?」と父に聞いても答えず
「じゃ○○は?」「××でどう?」と重ねて聞くと
「くだらないことを聞いてくるな!」と怒鳴る
母が「じゃ、私が決めて贈るのでいいわね?」と確認すると
ぶすっと黙って自分の部屋に行ってしまう
そして双方の実家から、母が贈ったお中元のお礼の電話やはがきがあって
母が父に報告すると
「なんで勝手なことをしたんだ!」と怒鳴る
「私が決めて送るって言ったでしょ?」と言い返すと
「中元なんか必要ないんだ!」と論点をすり替える
「じゃ、お中元もお歳暮も贈らなくていいの?」と聞くと
ぶすっと黙って自分の部屋に行ってしまう
書いていて腹が立ってきたが
そういう最低というか、娘が言うのもなんだが頭の悪い奴だった
(続き)
母は「子供(私)から父親を奪うのはよくない」と我慢して
風呂場や台所で一人で泣いていた
しかしある夜、父が気持ちよく(!)母を罵っている時
4歳の私が起きてきて、二人の間に出てきて
父に「パパ、おおきなこえ出したらダメよ」と言い
母に「ママ、パパがわるいんだから泣いたらダメよ」
と言ったそうだ
「自分一人が我慢すれば」と思っていた母は
「4歳児に叱られるような男と一緒にいる自分
4歳児に慰められる自分、って!」
と愕然とし、父に対する百年の恋も冷めたそうだ
父は母をバカにしていたので
気づかれてないと思って不倫してたんだが
母はその証拠をがっつり握っていたので離婚はすぐできた
父は数年前に他界したが
葬式に行った時
父の奥さん(不倫相手)が
「(父がうるさくて)出かけることもろくにできなかった」
と、親戚を相手にぼやいていたから
父の性格はタヒぬまで変わらなかったんだな
母と私は早く逃げておいてよかったと思った
あなたがお母様を救ってあげたんだよ。
子どもって大人が思うより人の事よく見てるし、核心をついた発言をしたりするんだよね。
お母様といつまでも元気に幸せに過ごしてね。
うん >>27の言う通り。貴女とお母様がずっと幸福になられますように。
この記事へのコメント
やっぱり子供って必要なんだな
子供いなかったらどうなってたことか
モラハラクソ野郎は顔だけは良かったのかな?