はじめての書き込み、なんだかすごく長くなってしまった
ほんとうに小さなことだけど
あれはもしかしたら少しは復讐になったかなあ、といまも時々妄想すること。
結婚してから
俺は独立してやってく!と仕事を辞めた元夫。
しばらくは休養かな、と見守ってたけど一向に仕事はなく、わたし一人で支える家計は火の車
すこしは仕事を探してほしい、というと
お前のせいで仕事がみつからない!俺にプレッシャーをかけないで!と癇癪?を起こすようになった
あるとき、友人と会って帰った晩、元夫が
「お前は俺の悪口を外で言っている、そうして俺が働けないようにしてくる」
とヒートアップしてきた
さっさと寝てやり過ごそう、
頭が冷えてから話し合えば…とお風呂に入っていたら
全裸でシャワーで髪を濡らしているとこを後ろから殴り倒され首を締められた
そのあとは急に謝り始めたけれど、無抵抗のハダカを襲撃されるなら寝てる間に殺されることもあるなと思った
わたしはひと際不器用だけど、独立は大変だし気持ちが不安定になるのも仕方ないよね、と
必タヒでブラック企業で働いて扶養に入れて環境整えて
おだてて励まして事務作業手伝って独立を応援してたけど
浴室の鏡に
ハダカで無表情のわたしが首を絞められてる姿が他人みたいに映ってて
ああ、終わったんだなと思った
元夫は、働いて生活費をつくらなきゃいけないけど、
待ってるだけじゃ会社員の時のようには仕事はこない、といった都合の悪いことは受け入れられなくて
努力しないで暴れてただけだったんだ、と完全にあの状況を理解するまでにはその後もだいぶ時間がかかったけど
あのときの、スーッと頭が冴えた感じは忘れられない
そのあと隙を見て住んでた部屋から逃げ出して
ウィークリーマンション借りて潜伏した。
弁護士さんと親に協力してもらって
慰謝料は払わせられなかったけどとにかく早く逃げたくて
なんとか超・短期決戦で協議離婚に持ち込めた。
離婚届の提出に必要な「本籍地の戸籍謄本」って、本人確認証記載の住所にしか送れないのね。
わたしの住所はそのときも元夫のいる部屋のままで、違う住所には送れないと本籍地のお役所に言われた。
サイン入りの離婚届はもう手元にあって、その書類さえ来れば出せる。
相手に受け取ってもらってこちらに送って貰えればいいけど、
現在のわたしの居場所は知られたくない。
実家の住所にしたら、わたしが実家にいるとおもって押しかけて、
年老いた両親をさらに困らせるかもしれない。
なんとか届けにサインさせたのにこれ以上相手に接触したくなかった。
そこでちょっとわたしは考えた。
郵便物を現在の居所に転送するようには設定済みだ。
役所のひとはルールの範囲内であればNGを出せない。
書類を入れてこちらへ送ってもらう返信用封筒に、宛先として元の住所を記載した
そのうえで、元の住所よりも大きく目立つ文字で
「配達の方へ・転送届をよくご確認のうえでご配達ください」
と書いたラベルをその下に貼った。
結果、当時の潜伏先の住所に郵便は転送されてきて、
書類を受け取って無事に離婚届を提出することができた。
その後も厄介ごとはいろいろあったけど省略。
いまこうして書いてみると、当時は本当に精神的に参りきっていて、
ふつうに送って貰えばふつうに転送されたかもしれない。
けど万が一元の住所に届いてしまったらと考えるだけでも怖くて
何らかの事情(?)で居所がばれたら殺される、と本気で怯えていて
上記の方法を思いついた時、名案だー!!となる程度には頭がおかしくなっていた
毎日部屋のドアにチェーンをかけてた。
復讐になったかなー、とおもうのは
元夫の家は元・庄屋とやらで歴史のある古い家柄なのが自慢だった
いまでは本家のある家一軒分しか土地はないけど
ちょっと変わった名字で、名字と同じ地名も残ってる
そう大きくない町の役所に何度も「●●嫁子と申しますが、離婚に必要で、現住所以外に戸籍謄本を送ってほしいのですが…どうしたらいいですか…」と憔悴しきった声で、当時の名字で何度も電話で問い合わせ
印象に残る異様な返信用封筒入りで謄本取り寄せ手続きもして
●●家のヨメがモメて離婚しようとしてる、というのは
戸籍課あたりの人たちにはだいぶ伝わったんじゃないか。
自分自身が都内で役所の臨時職員してたときの肌感覚でいうと、
役所では本当に小さなことでも職員同士ですぐウワサになる
それが地方のそう大きくない町で、彼らが古い家柄だってことは
あれだけはかすかに復讐になったかもと妄想してる
実の親より信じてた義父に何度も相談してたけど「あいつは仕方ないんよ。見守ってあげて」だけで
この結婚を勧めたのに元夫のことを結局一度も〆なかったし、
支援も特に無かった義父
わたしのことを人間じゃなくて、冴えない息子にあてがうのに適当で適度なオンナと思ってたんだろう
義父も元夫も、今ごろ大きくない町でウワサされてればいいなあと思ってる。
わたしの話をきいてビックリしてすぐに弁護士さんの紹介や
諸々の手続きなどを全面的にサポートしてくれた友人が現夫
現夫が名前の出る大きな仕事を発表したので
業界の近い元夫の耳に届いたらそれも復讐になるかなー、と思っていたところで
>>327さんの書き込みをみて思い出し書き込み
せっかく逃げられたのにそんな事言わない
大丈夫、長い人はもっと長いのがあるから
これからは幸せになってください
そうだよ、これから幸福になるんだから
337さんの言ってくれてる通りだぞ
必ず幸せになるんだぜ
あ、『そうだよ』はそんな事言わないへ掛かってるからね
とにかく脱出正解
本当に幸せになりな
334だけど恐る恐る見に来たら
あたたかいお言葉をいただいていて泣けました…
お陰様でいまはしあわせです
「もう一生分くらい働いたんだからゆっくりしなよ」といわれて
いまは家で猫とごろ寝してます
お疲れ様
もひとつおまけで、モフモフゴロゴロ
これからはずっとしあわせでな
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