衝撃度は低いけど、私の人生のなかで度々驚かされてきたこと
兄が小さい頃からコミュ力お化けだった
近所に片手の不自由な子がいて、イジメられてはいないけど他の子供たちからはハッキリと避けられていた
兄は躊躇せずその子に話しかけてすぐに仲良くなり、その子と一緒に遊べる遊びを他の子供たちと一緒に考えた
姫ごっこというボール遊びは、その子が姫役になって(その子は男の子)、数人でその子を守る侍と、ボールを当てる忍者に分かれる
侍がキャッチしたボールを渡して、姫が忍者にぶつけると忍者は侍になる
侍も忍者にボールを投げ返してぶつけることは出来るけど、特に意味はない
でも複数個のボールを使うので、姫と連携してボールを投げると効果的だった
侍のボールには当たっても良いけど姫のボールは避けるかキャッチしなきゃいけない
忍者からボールをぶつけられた侍は所定の場所(牢屋)に行って、仲間の侍か姫にタッチされたら復活できるルール
姫がやられるか、侍か忍者が全滅したら終了
その子はボールは普通に投げられてもキャッチが苦手だったことから考えたと兄は言っていた
その子は気が付いたらいつも友達と笑って走り回っている元気な子供になっていた
その子の家族にはかなり衝撃的な出来事だったらしく、私自身が大人になってから母から聞いた話だと、その子のご両親から泣いて感謝されたらしい
残念ながらその子は中学生の頃に亡くなってしまったんだけれど、その後も家族ぐるみの付き合いは続いた
他にすごいなぁと思ったことは、兄が中学を卒業して入れ替わりに私が入学すると、先生や先輩たちから兄は元気にしているか?というのをめっちゃ聞かれたこと
特に校長先生からも話しかけられたのは驚いた
兄、定期的に校長室で校長先生とお茶飲んでたらしい…
見た目からして明らかにヤンキーな先輩たちからも兄のことを聞かれた
このときは正直怖かった
他にも保健室登校の女の子に勉強教えてたり、パソコン部のどこからどう見てもオタクな人たちからも兄の話を聞かされた
校内で一番美人の先輩から兄のことが好きだったと言われたときは、最近はよく家に彼女を連れてくると正直に話した
兄にそのことを話したらせめて在学中に告白してくれ…と嘆いてた
ざまぁ
兄は30近くで一回り年下の綺麗な女の子と付き合い、すぐに結婚
その後、奥さんの妊娠に合わせて他県の奥さん実家近くに引っ越して行った
今では毎年季節ごとに、米に旬の野菜果物、山菜などの「お裾分け」が大量に送られてくる
相変わらず兄のコミュ力は健在みたいだ
兄さんのようなコミュ天才にワイもなりたい
>>148
もっとお兄さんのこと聞きたい
今はどんな職業ですか?
>>158
引っ越し後に奥さん家族の紹介で就職した地方小売業です
クレーム処理にお客様の家に行ったら話が弾んで(この時点で意味がわからない)、晩御飯までご馳走になって帰ってくることがあるらしい
この記事へのコメント
>30近くで一回り年下の
兄29歳で兄嫁17歳?28で16?
特殊嫁先生の作ですか?
兄40歳で兄嫁28歳ってこともあり得るのかな?
一回りって結構曖昧な表現で
年齢のことで言えば確かに一般的には干支一周分=12年なんだけど
最近は「一回り大きな服」みたいな表現から「一回り=多少」という意味で覚えてしまった人が
5~6歳くらいの差を「一回りほど」と表現してしまうことがあるらしいって今思いついた説があるよ
そういえば他スレで「一回り(干支で)」という念入りな説明文言を見て、
なにいってんだ当然だろうと思ったけど、ちょっと納得した。ありがとう。^^
今思いついた説まで読んだか?笑
一回りを10年と思ってる人や、凄いのだと小中高の通学年数として6年だったり3年だったりの人も