長男を妊娠していたとき、どうしても居酒屋メニューが食べたくなった。職場近くの居酒屋で、ウーロン茶片手に一人でカウンターに座ってご飯を食べていたら・・・

10年以上前に遭遇したキチママ話。
当時私は長男を妊娠していた。(妊娠７ヶ月位だったと思う)
どうしても居酒屋メニューが食べたくて、職場近くの居酒屋で、ウーロン茶片手に一人カウンターに座ってご飯を食べていた。
そこで横のカウンター席に座っていたのがＡ子だった。
見た目は当時流行りのヤマンバ系ギャルで、一人でいたのをロックオンされ絡まれてしまったので適当に相槌を打っていた。
Ａ子の話を要約するとこうだ。
・19歳で出来婚し女児を産んだが産後半年で離婚
・子供を養育する為に風〇で働いている
・新しい彼氏が中々結婚してくれない
正直関わりあいに成りたくない人だったので適当な所で切り上げて精算して帰宅。
後日職場からの帰り道、最寄り駅でばったり再会。
手を振りながら駆け寄って来るＡ子
「ごめん！頼みたい事があってずっと探してたの！これにおしっこかけて欲しいのよ！」と早口で捲し立て手渡されたのは市販の妊娠検査薬。
いきなりすぎて一瞬思考が停止したが状況を把握して丁寧にお断りする。
「おしっこくらいいいじゃない！ケチ臭いね！」と尚も食い下がるＡ子。
どんな事に使われるか想像出来たので頑なに断ったらＡ子は私の手首を掴んでトイレに引き込もうとした。
私はそれを振り払い逃げようと逃走を図った所で、後ろから突き飛ばされ派手に転んだ。
尚もトイレに引き込まれそうになったので大声で助けを呼んだら駅員さんが来た。
Ａ子は必ﾀﾋに「友達なんですぅ～☆ちょっと痴話喧嘩しちゃっただけなんですぅ～☆」と弁明するが私が半分泣きながら全否定。
二人とも駅員さんに連れて行かれ、状況説明した所、警察を呼ぶかと聞かれたので私は頷き、警察が来るまで隔離された。
警察にも事情を説明。転んだ事やストレスでお腹が痛い位に張っていたし子供に何かあったらと考えてそのまま病院に行った。
被害届けを出すかと聞かれたので被害届け提出した。
子供は切迫早産気味になってしまい入院が必要になった。
その後警察の事情聴取やらでストレスがかかって張りが酷くなり低体重児で出産する羽目になった。
後日、Ａ子には傷害罪が適応された。別件で彼氏さんにかなり悪質な詐欺行為が発覚し、塀の中に行った。
自分の中で初めて遭遇したキチママの出来事でした。